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キッチン・ストーリー・・・

ぽっかり空いた休日はDVD&読書&昼寝があり難く身に沁みる・・。
そのタイトルに惹かれて観た『キッチン・ストーリー』(ノルウェー・スウェーデン合作)はオジサン同士の友情の《扉》物語だった。
キッチンが舞台なのに、料理はおろか、スタイリッシュな北欧インテリアやキッチン・グッズが登場するわけでもなく、主人公がするのはお湯を沸かすことぐらい・・・。

e0038778_2333739.jpg物語は・・・
主人公イザックは独身の一人暮らしの初老。その狭いキッチンに『独身男性の台所における行動パターン』を調査する調査委員の男性が送りこまれる。キッチンの隅に置かれたテニスの審判台のような高椅子に座ってイザックの行動を逐一記録する中年男フォルケ。調査上の契約から対象者と口を利いたり接触するのは固く禁じられている。
もともと景品の《馬》目当てで応募したこの調査だったのに、実際手にしたのは木馬の人形だった事から、調査に協力どころか抵抗を示すイザック。それでも淡々と仕事をこなすフォルケにやがて小さな変化が現れる・・・。

他人に関らない、干渉しない、深入らない・・・そんな人間関係が増えているように思う。
傷づつけたくない、傷つきたくない・・と言えば聞こえは良いが、臆病な保身にしか思えない。
きっと映画の舞台の北欧だって同じなんだろう~。この映画はそんな高みの見物的な関係では本当の友情は築けない事をこっそり教えてくれているように思う。
深刻ぶらならないで、《友情なんて今更~》という中高年のスローライフ・メルヘンに仕立ててあるところが素敵な映画である。
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by lime2005 | 2009-06-09 07:50 | 日記
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