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拍子木切りと太極旗・・・

またまた何のタイトル??とお思いの方。直ぐに繋がりますので暫しご辛抱を(笑)

お教室でいろいろな切り方(包丁使い)を覚えていただく中にタイトルの『拍子木切り』がある。
厚みを持たせた角柱形で和え物や漬物など、歯ごたえを残したい野菜の切り方である。
少し前までは『火の用心~カチン・カチンの拍子木(ひょうしぎ)の形ですよ!!』と説明して充分納得していただけたのに、此処4~5年は20代の若者達が『???????』なのである。

近年時代劇ドラマも減って拍子木を見たことが無い人が増えているようで、どう説明したらいいものかと苦慮。何とか解りやすい言葉で伝えられないかと調べる内に同じ切り方を『算木切り』と呼んだ時代のある事を知る。
算木とは易に使う細長い棒の事で、よく見るとこれは立派な角柱形なのである。
でも算木なんて更に知らない人が多いだろうし、日本にソロバンが導入される前の計算棒・・と言っても時代錯誤でピンとこないしね(笑)

e0038778_22101912.gifその算木ですが更に調べる内に韓国の国旗『太極旗』のデザインとして使われているのを知る。
中央の日の丸様を囲む12本の棒がそう。と言ってもこれは数字ではなくて、、陰と陽を示す三個の算木を組み合わせてできる八種類の形(これを八卦(はっけ、はっか)と言って、古代中国から伝わる易における8つの基本図像)乾(けん) 、兌(だ) 、離(り) 、震(しん) 、巽(そん) 、坎(かん) 、艮(ごん) 、坤(こん)の中から4つ、乾、坤、坎、離の意の図形が配置されているのだそうだ。

ちなみに乾(けん) と 坤(こん) は  天(乾)と地(坤)の如く、永遠性のある無窮の精神 を顕して、
      離(り)と 坎(かん) は    日(離)と月(坎)の如く、光あふれる光明の精神なんだとか。
以前からこの形が不揃いな訳は何か意味があるに違いないと思っていただけに氷解である。

ついでに何故国旗を『太極旗』と呼ぶか?については中央の円に陰陽説の陰(青色)と陽(赤色)が描かれてお互いに消長し合いながら調和する事で自然界の秩序が保たれ、政治、社会道徳におけるまで人の営みの全てを含むバランスを表している事。
これこそが中国固有の宇宙観そのものの『太極』なんだそうです!!!!
国旗に思想や歴史までもが染め抜かれているなんて驚きだし、『語らずとも察せよ』的シンボリックな日章旗との違いを見せ付けられて凄く面白い。ほら、韓国恋愛ドラマを見てもちゃんと言葉で口説き倒しているものね(笑)

拍子木切りから脱線してしまったけれどまだまだ近くて遠い国、韓国。
超氷河期の就職戦線を乗り切って内定が取れたら娘とぶらり訪ね歩いてみようかな。
その際は真っ先にコンビニで日本の花札の韓国版、『花闘』を買い求めなきゃ(笑)
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by lime2005 | 2009-10-13 12:26 | 日記
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