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From Europe with Love ...

大好きなブログ、高味さんの『radical Imagination』は只今ヨーロッパから発信中。
昨年12月にフランス入りした高味氏とPartnerのmiwaさんは13ヶ国、およそ40都市に足跡を残す約3カ月の旅に立たれている。
日本からのフランス・パリ往復とリスボン(ポルトガル)〜チュニス(チュニジア)、チュニス〜パレルモ(イタリア・シチリア)間の航空以外はすべて鉄道を利用されて(イギリスの田舎ではレンタカー)、高味さんらしい旅の風景が刻々と送られてくるのが楽しみである。

実はこの旅の計画をブログで拝見した時思ったのが『先を越されてしまった』だったのである(笑)。時間が取れたらぜひともこんな旅をと思っていた。まさに理想の・・。

そこで、道中心に残った言葉を書き留めさせていただいた。 (Limeの羨望を含んだ(笑)つぶやき)

>往年のフランス映画によく出てきた。
グンと前の車を押し出し、次に後ろもウンとずり下げ、ブインと走り去る。
バンパーはそのためにある。
 
(何~だ。日本ではあまり機能していない、バンパー) 

>プラタナスの落ち葉がリモージュの街路にひろがる。踏みしめるのが楽しい。
見上げると実もなっている。日本では「近所のおばさん」が迷惑もののようにすぐに掃き捨ててしまうが、こちらではそのまま。
 
(プラタナスの葉のコラージュ、踏みしめるのを躊躇するほど美しい)

>明治維新後の留学生たち、永井荷風をはじめとする仏蘭西洋行文人たちも2〜3ヶ月をかけてマルセイユの沖合に達し、このマリア像を望んだだろう。 
(マルセイユ港からこの丘の教会を望んだ時、同じ事を思いました。此処が維新後、ヨーロッパの玄関口でしたものね)

>毎日のように「世界遺産」のなかにいて、宿泊ホテルも旧市街と新市街があれば迷わず旧市街を、小さいものと大きいものがあれば小さいものを、できるだけ歴史や由緒と特徴があるところを、と渡り歩いているので、コンピュータ・ネット環境は良くなく、アップも前後錯綜します。ご容赦。
 (むしろこのスピードがヨーロッパ的で良いのですが・・)

>チュニスから60Km南東のビーチがひろがるハマメット(Hammamet)夕景。
フランスの植民地時代、社交場として発展。
モーパッサン、オスカー・ワイルド、チャーチル、そしてフランソワーズ・サガンやソフィア・ローレンなどのエトランジェたちを魅了した。

(ワイルドのスフィンクスの詩やサロメの劇に潜む美しさを見るような夕照)

>『レクイエム』は音楽会の単なる一演目などではなく、死者のためのキリスト教典礼で歌われるミサ曲であり(日本語に訳されている慰霊のための一般的な「鎮魂曲」ではない)、さらに今晩は特別な晩なのだ。
合唱団もオーケストラも独唱者たちも、そして聴衆たち(といっていいかどうか)も静粛のうちに立ち上がり、そのまま黙祷のようになる。姿勢はおのおのまちまちだ。
黙祷の時間が1分だったのか5分ほどだったのか、つい先ほどのことなのに私には定かでない。
それぞれの人がそれぞれの亡き家族親族のことを想い、天国が暖かく迎え入れてくれるように祈っているなかで、演奏中以外撮影OKの2Eを払っているのだがシャッターは切れなかった。

(写真は無くともゼンパーオーパーに満ちる祈りと願いを拝見できました)

ヨーロッパを旅していると歴史の重みを感じて思いが過去と天上(塔の高さに唖然、まるで天国にとどくかのような・・・)に向かうのは不思議。西洋文化揺籃の地からの便りの数々を、今しばらく楽しませていただきます。
(そろそろ私も白地図に点を打ち始めたいなあ・・)

引き続き旅のご無事を紅梅の咲き乱れる日本からお祈りしています。
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by lime2005 | 2007-02-17 21:10 | 日記
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