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志の輔らくご・・・

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志の輔らくごinPARCOをTさん御夫妻とご一緒した。落語のひと月公演というのも珍しいと思ったら、今が人気の志の輔さんだけに前売り満員御礼、当日券も完売の勢い。開場は熱気が溢れていた。
 演目は 『異議なし』(新作)
       『抜け雀』 (古典)
       『歓喜の歌』(新作) の3本。

環境会議という大テーマをまくらに古びたマンションの自治会の会合を描いた『異議なし』。ちょいと渋い古典『抜け雀』を挟んで期待の『歓喜の歌』。きっかけはもうすぐ映画上演される事を知り、主演が小林薫だし、ママさんコーラスとは言えあの『第九』が聴けるとあっては見るしかないと思っていた矢先、『ぜひ本物を先に』と誘っていただいたのである(感謝!)


物語はこうである。
とある地方都市(たぶん・笑)の文化会館に入った一本の電話で明日(大晦日)のコンサートの会場予約がダブルブッキングをおこした事を知る主任と部下の加藤。予約の主は二つのママさんコーラスグループ。その『歌』への熱き情熱に恐れおののき右往左往する主任と部下のおかしみが刻々とリアリティに描かれ、やがて『歓喜の歌』へと向かう(・・のか、向かわないのか・笑)。

志の輔さんは語ります。
『人を泣かすのも、怒らすのも簡単。でも笑わすのは一筋縄では行かない。それは笑いどころは人それぞれだから。一ヶ月公演をやっていても一回一回反応が違う』
志の輔さんの笑いは何でも無い平凡な人生を送っている人の中にある悲哀や哀愁が溶けこんだ等身大の『笑い』。だから可笑しいのにちょっぴり哀しい。。

言葉が思いに追いつかないような志の輔『らくご』。聞き終って『凄い』と唸った後、楽しんだのは『落語』じゃなくて間違いなく『らくご』だったと思った(笑)
PARCO劇場ならではの演出の数々も楽しく、最後に舞台奥の壁が開き、本物の『歓喜の歌』がママさんコーラスから聴こえてきた時はひっくり返りそうになった(笑)
指揮者は全然タクトが振れてない(指揮には厳しいのよ・笑)志の輔さん。う~ん、何でもありの楽しさ。これぞザッツ、エンタテイメント~♪

落語のオチって構成上『歓喜の歌』そのものだと思った。ご存知ベートーヴェン、第九交響曲、そのクライマックスの合唱『歓喜の歌』を響かせる為にある長~いドラマの前奏曲(私には)、それが落語。深いです(笑)

楽しかったので来年は夫(=お笑いおたく)も誘ってあげようと思った。
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by lime2005 | 2008-01-14 09:05 | 日記
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