仕事のお仲間と武蔵小金井にあるフレンチレストラン『TERAKOYA』でランチ。
まだ武蔵野の面影が残る中央線武蔵小金井駅から徒歩7分。 連雀道りという趣のある名の国道から少し入った閑静な住宅街の中に、かつては料理教室が前身だったことからその名がついたレストラン『寺子屋』はあった。 私も最近教えていただいたばかりだが、この辺りの『はけ』と呼ばれる特徴ある地形の南斜面に建ち、風雅な日本庭園や茶室がメインダイニングの目前に広がるレストラン。 まずはウェイテイングルームで一息。家具調度品はなかなか重厚(笑) 暫くするとダイニングに案内されて、ゆったりとした空間に程よく配置されたテーブルに着く。平日なので3~4組の先客。 コース料理をボルドーの白ワインと共に注文する。 こちらの料理は創作フレンチ、という事でシェフのお手並み拝見。 まずはアミューズ フランス産うずらもも肉のポワレ 一口でいただけてしまうような小量だけど味付けは意外やエスニック。 盛り付けも愛らしく。 涼しげなカット入りデッシュの前菜登場で一同溜息~ ハーブを利かせて焼き上げたすずきをパンケーキに載せて。 初夏の海の香りと味がこんな小さな前菜に凝縮。 左のグラスは海藻と野菜のサラダとわかさぎのフリッター。 アラカルトの季節のポタージュ。熊本産の睡蓮牛蒡を使った・・との説明に『睡蓮か牛蒡かはっきりして欲しいわね』と突っ込みを入れる先輩達 生姜風味のジュレがスープの底に忍ばせてあってそっとかき混ぜていただくと爽やかな香りが口に広がる。 グリエした真鯛と蟹のプロヴァンス風、フィロ包み焼き。 フィロはギリシャ料理で使われている薄いパイ皮でサクサクした美味しさ。 オレンジピールの薄切りの甘酢っぱさがピッタリ。 シェフ、点描が余程お好きなようで(笑) 牛パヴェット肉(ハラミ)のステーキを山羊のチーズソースでいただく。 真空調理なので柔らかくてとろっとした食感。 コリアンダーの香り引き立つ野菜の付け合せが新鮮。 デザートは小さいな冷菓の盛り合わせ。 駄菓子屋のお菓子のようなチョコのババロアのミントの利かせ具合が絶妙。 ううぅ~~~~ん。さらさらと流れていく協奏曲を聴いているような(笑) 眼福×口福ながら何処かもどかしさが付き纏う料理達。 何か圧倒的な力に欠けるのである。対象にビシッとくい込む深さとボリュームが欲しい。 まあ、此処からは個人の好みの問題だと思うけれど・・・。 ここのシェフは一度料理したものは二度と同じメニューは提供しないとか。一期一会だったのね(笑)
by lime2005
| 2008-05-28 01:22
| 寄り道
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