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さやいんげんの花落ち・・・

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義父が庭で育てているさやいんげん。未熟なインゲン豆を若ざやごといただく豆だが、教室で『花落ち』を説明するのに格好の写真が撮れた。

『こちらが成り口で、反対側が花落ち。成り口側から筋を引きます。花落ちのすっと伸びた先端部分は日本料理では切り落とさずに盛り付けに生かします』

・・・・と説明するのですが、なかなか理解して貰えない。この写真があれば百聞は一見にしかず034.gifまだ4~5cmの赤ちゃんインゲンですがもう少ししたら花びらが落ちる様子が目に見えるようですね。早速大きく引き伸ばして用意した。

中華料理も欧米料理もこの花落ちの部分は成り口のへたやがくと同じく、美味しくない食べられない部分と判断、すっぱり切り落として使います。

確かに先端の部分は僅かに口に残る感覚があって、子供の頃はそっと口から出してしまっていた記憶が。

でもこの一見無駄な部分が盛り付けた時意外な美しさがあるのを日本人は見逃さなかった。
鮮度が落ちると花落ちの部分から痛んでくる事から、新鮮さの証を皿に盛る意味もあるのでしょう。

また、最近はすじをとる手間を省く利点から、市場の9割が改良種のすじなし(ストリングレス)ですが、時々立派な筋付に巡り合うと旧友に再会したような懐かしさが込み上げる。

成長の早いさやいんげん、『来週末には収穫にいらっしゃい』と。有り難く義父に甘えるつもり(笑)
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by lime2005 | 2008-07-07 08:30 | お料理
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