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Last message・・・

西本さんから恒例のwinter messageが届いた。
シンプルなデザインのカードに添えてある言葉が素敵で、つい1年中飾ってしまう。
今年のメッセージもたった一言だけれど心に響いた。
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早速フォトスタンドに入れていつもの場所へ・・・。

2005年が暮れていく・・・・
今年も多忙な1年だったが振り返ると平凡な日々の中にも様々な事があった。
怒りや失望や悲しみといったマイナスの気持ちは薄れかけていて、嬉しかったことや感動したプラスの感情だけが鮮明に思い出される。先天性脳天気・・。

ライフワークの3つのカテゴリーについて振り返ってみると・・・
 料理・・・これは仕事に通じる事だが、よく生徒さんが『師範台のお料理は美味しい』とおっしゃって下さる。『そうですか?』と返しつつ、これは嬉しくない意見。たまに煮物など時間を置いて美味しくなるものは別として、『同じように美味しく出来た』と言わせるのが私の仕事。まだまだである・・。

 音楽・・・今年は演奏会自体にあまり足を運ばなかった。子供の受験で自粛したこともあったけれど、そんな中で秋に聴いたCDでブリテンの曲の魅力に惹かれる。今は亡きイギリスのテノールのピーター・ピアーズの声にも引き込まれた。ぜひ近いうちにブリテンのオペラを体験したいと思っている。
西本さんは肩の故障で療養中。体と心をゆっくり休ませて、またいい音楽を聴かせてくれることを願っている。ピンチはチャンス!!!!!

 ・・・読書量激減、理由は明らか。反面、のめりこむように読みたい本も激減。気に入った本をゆっくり懐石料理を味わうように読んでいる。
『吉田秀和全集』、ずっと探していてやっと手に入れた『山崎俊夫』全集・・・。

さあ、2006年はどんな年になるだろう。
日々の心の機微を続けてブログに刻めたらいいな。

今年もたくさんのコメントを有り難うございます。

皆様、良い年を御迎えください。
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by lime2005 | 2005-12-31 09:50 | 日記

忘れっぽい天使・・・

パウル・クレーは大好きな画家である。
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晩年の作品に天使を描いた素描28枚があるが、中でも『忘れっぽい天使』vergesslicher engel は特別好きな作品である。初めて見たのは亡父所持の画集だったが、シンプルなラインで描かれたいたずらっぽい天使の愛らしさの虜になって、つい模写をしてみたくなる作品である。

クレーは複雑な線や面や空間を描きながら時間の経過と共にそこに浮かび上がるものに命を吹き込んだ画家である。何かの対象を描く画家とは一線を画している。
彼の言葉を借りると『芸術は見えるものを再現するのでなく、見えるようにする行為』なんだと言う。
私的解釈では蕪村が徹底した写実(写生)の詩人であったのに対照的な《芭蕉》に近い詩的世界を持った画家であると思う。芭蕉の力強いフレーズがクレーの線に思える。

先日吉田秀和全集を読んでいたら、クレーに触れた古いエッセイの中に、この『忘れっぽい天使』を例にクレーの描き方を読み解く興味深い記述があった。
吉田先生はこのシンプルなラインの描かれた順番を推理している。対象を描くなら天使の顔から描かれるのが普通であるが・・・
左肩→左腕→右翼→左翼→左腕→手→頭→顔の流れるようなラインで繋がれて天使が浮かびあがったのだと言う。生成の過程を生命として描かれた作品、それがクレーの絵の世界であるとも・・。
同じ目で他のクレーの作品を眺めると楽しい発見がたくさんあって、益々クレーの絵の魅力に惹かれる。

ところで、私にはその生成の過程を経て造形された天使にタイトルをつける段になって、クレーは我々に大切なメッセージを込めたに違いないと確信する。
おそらく描かれ方や作品の大きさは比較にならないものの、ピカソが『ゲルニカ』に込めた思いと同じものをこのタイトルに感じるのである。

クリスマスに寄せて思う。
忙殺され繰り返す単調な日常生活のほんの一時に『祈り』を持ちたい。
朝の台所の片隅で、夜の眠りに落ちる布団の中で・・・
場所や時間に囚われず、この天使のように目を伏せて、手を組んで、祈ろう。

この世から、人が人を傷つける行為が永遠になくなりますように・・・・
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by lime2005 | 2005-12-25 12:38 | 日記

クリスマス菓子Vol.3  ・・・ウィンナー・キップフェル

クリスマスのお菓子、3つ目はウィンナー・キップフェル
これは大好きなウィーンのクリスマス市の屋台で売られる定番のクリスマス菓子。
ドイツのレープクーヘンとは違ってサクサクとした口溶けに淡いバニラの香りのするウイーンらしい瀟洒な御菓子。その三日月型(キップフエルは三日月の意)が愛らしいが、由来はクロワッサンと同じ、トルコ軍の旗のデザインからという説が有力。シンプルな材料と口溶けの良さが魅力。
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作り方 
【材料】 32個分            

無塩バター.........100g      粉糖.............適宜
砂糖.............40g       バニラオイル........数滴 
アーモンドプードル....100g      
博力粉...........100g 
                 
塩...............少々                                                                                             
【作り方】

1、バターを室温に置いて柔らかくしたら、泡立て器でよくすり混ぜながら、白っぽくふわッとなるまで、途中3回に分けて砂糖を加える。
2、アーモンドプードルと薄力粉をふるって塩を加えたら、すり混ぜたバターに入れて、ゴムベラかケーキカードで粉気がなくなるまで切るように混ぜ、手でひとまとめにして、4等分の棒状にする。冷蔵庫で30分、生地を休ませる。
3、棒状の生地を8等分したら、手の平でころがすように、中央は太く、両端が細い棒状になるように8cmの棒状にのばす。それを両端を内側に向けて三日月型に成形する。
4、160℃のオーブンで約16分焼き、冷めたら粉糖を振る。
 #電気オーブンは10℃上げて焼くといい
5、冷めたら紛糖でお化粧。

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コツは色をつけないように焼くこと。色が余りついていなくても裏返してきつね色になっていれば大丈夫。
焼き上がりは全体に白っぽくもろいですが、冷めるとしっかりします。甘さは粉砂糖で調節します。アーモンドプードルがたっぷり入るので材料がシンプルな割にお味はリッチな御菓子。
少し苦めのアイスカフェラテにツリー型のココアパウダーをかければ、クリスマス仕様。
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by lime2005 | 2005-12-23 15:07 | お菓子

師走の Russian night ・・・ 

ドミトリエフ指揮のショスターコービッチ5番を赤坂サントリーホールで聴く。

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指揮   アレクサンドル・ドミトリエフ   
演奏   サンクトペテルブルグ交響楽団
ピアノ   梯 剛之
**purogram**(1F-18列23)

ベートーヴェン  《エグモント》序曲
モーツァルト    ピアノ協奏曲第21番

 -----intermission----
   
ショスターコービッチ 交響曲第5番

 -----encore------

モーツァルト   ファンタジーニ短調
グラズノフ    バレエ《ライモンダ》より
             第5曲間奏曲
             スペインの踊り


サンクトペテルブルグ交響楽団は昨夜で2回目、約1年半ぶりの演奏会となった。
前回も感じた事だが、指揮、オケが一体となって名工が優れた伝統工芸品を作り上げるように紡ぎ出される音楽。のれんに刻まれたほこりと老舗の味わいがした。

とにかく始終安心して聴いていられた。
良席の助けもあってか一つ一つの響きが綺麗に届いて耳に心地よかった。
梯さんのモーツァルトはただただピアノの音色が美しく、技術的にも高いレベルを感じたが、残念ながらこの曲から受ける<寂寥感>が心に響いてこない上滑りな感じがして残念だった。特に第2楽章。

ショスターコービッチは最弱音のシルク糸のような響きの美しさから豊かな音量に深いロシアの音を感じる最強音まで、変幻自在。余裕を感じさせる演奏だった。
サントリーでショスタコを聴いたのは1年半前の西本さんの<革命ツアー>以来。
あの時は台風に見舞われて蒸し暑く湿っぽい日で、第3楽章の羽毛のような弦の響きが沈んで重苦しかった。比べて昨夜は気温は低いものの連日の乾燥注意報で空気はカラカラ。対照的な気象条件だったが、弦には昨日の方がいいのだろう。透徹した物悲しい響きの中にも重ぐるしさを感じなかった。第4楽章はもう言葉はいらない。骨格がしっかりとしたロシアの音の洪水に陶酔して忘我状態。
アンコールのバレエ音楽がまた素晴らしく、ぜひ全曲を同じオケと指揮者で聴きたいと思った。

師走の 納得のRussian night でした。 
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by lime2005 | 2005-12-20 13:32 | 音楽

クリスマス菓子Vol.2  ・・・ヘキセンハウス

いよいよアドベントのろうそくに3本目の明りが灯された。クリスマスまであと一週間。
ドイツのお菓子屋の店頭にはシュトーレンと並んで、レープクーヘンと呼ばれるクッキーが沢山お目見えする。これはシナモン、グローブ、ジンジャーといった香辛料をたっぷり使ったココア味のクッキーで、ツリー型、ハート、星、サンタクロースとクリスマスにちなんだ形に焼かれて売られる。このクッキーの歴史は古く、単に食べるだけでなく儀式や祭礼用にも使われていたらしい。
その中でひときわ目を引くのがヘキセンハウスと呼ばれる、レープクーヘンで焼かれたお菓子の家。ご存知ヘンゼルとグレーテルに登場する、あの魔女の家だ。
少し大きなお菓子屋の店頭ではまるで競い合うかのごとくりっぱなヘキセンハウスが置かれている。中にはほとんど古城・・と見紛うごときの家まで。
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シュトーレンと違って、こちらは目で楽しむお菓子という感じだが、せっかく手間をかけて作るのに食べられないなんて絶対勿体ない・・。
ドイツで使っていたオーブンペーパーにはヘキセンハウスの様々なデザインが印刷されている物があっていくつか作ってみた。が、肝心のレシピのお味が今ひとつ。
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本や雑誌掲載のレシピを手当たり次第にいろいろ作ってみたが、結局これに落ち着いた。
NHK『今日の料理』掲載のレシピ。形もシンプルで作りやすい。

という訳で、我が家のヘキセンハウスは何処からかじっても美味しい花も実もある魔女ハウスである。
因みに一番人気はドア。次いで屋根、垣根の順である。
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by lime2005 | 2005-12-19 06:06 | お菓子

yamate Christmas 2005 (Vol.3) ...

   山手111番館
         スウェーデン.....聖夜に煌く北欧モダン

スウェーデン独特のアート&クラフトと煌きを放つクリスタルで北欧の聖夜を演出。

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テーブルに飾られているヒヤシンスの香りが部屋全体に満ちるおもてなしのダイニング。
白、紺、シールバーの北欧の聖夜をイメージした洗練されたテーブル。
椅子の背にかけられたファアーに注目。




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こちらは25日の朝の風景だそう・・。
北欧モダンはシャープな色使いや線の中にも温かみがある。
スープボールの中身はシリアル・フード。
昨夜、お料理頑張りすぎてホストはお疲れの様子!?
(演出、細かすぎない!?久世ドラマじゃないんだから・・・)



   外交官の家
         カナダ.....松の香りのクリスマス

カナダ、何時か訪ねて見たい国である。雄大な山々と平原、深い森と湖。自然への畏敬の念に満ちた松の香りのするクリスマス。
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松の香りのキャンドルが立つテーブル。
モスグリーンのナプキンに松ぼっくりが結ばれる。







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外交官の家は明治43年に明治政府の外交官、内田定槌邸として建てられ、渋谷区からこの地に平成9年に移築された。アメリカン・ヴィクトリアン様式の色濃い外観と室内はアール・ヌーボ風の意匠も見られる華やかな洋館である。
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素朴な松かさのオーナメント・ツリー

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ホーロー製のストーブ。しかもガス。こんな美しいストーブを目にしたのは初めて。
つれて帰りたい欲望を振り切って、美麗の館を後にしました!!



 


さあ、以上6カ国をご紹介しましたが、貴方はどのテーブルで聖夜を迎えてみたいですか?
期間中(~25日まで)、サロンコンサートが各館で開催されているので、一度足を延ばしてみてはいかがでしょう。
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by lime2005 | 2005-12-14 06:10 | テーブルコーディネイト

人生の瑣事・・・

ちょっと考え事をしていたら眠れなくなったので芥川を捲る・・。

          瑣事

 人生を幸福にする為には、日常の瑣事を愛さなければならぬ。
雲の光り、竹の戦ぎ、むら雀の声、行人の顔、
ーーーあらゆる日常の瑣事の中に無上の甘露味を感じなければならぬ。
 人生を幸福にする為には?
ーーーしかし瑣事を愛するものは瑣事の為に苦しまなければならぬ。
前庭の古池に飛び込んだ蛙は百年の愁いを破ったであろう。
が、古い池を飛び出した蛙は百年の愁いを与えたかもしれない。
いや、芭蕉の一生は享楽の一生であると共に、誰の目にも受苦の一生である。
我々も微妙に楽しむ為には、やはり微妙に苦しまなければならぬ。
 人生を幸福にする為には、日常の瑣事に苦しまなければならぬ。
雲の光、竹の戦ぎ、群雀の声、行人の顔、
ーーーあらゆる日常の瑣事の中に堕地獄の苦痛を感じなければならぬ。
                          (侏儒の言葉・・新潮文庫)
                          

考えてもどうにも成らない時はこんな人生のパラドックスを楽しんだ方がいいのかもしれない・・・。
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by lime2005 | 2005-12-12 02:01 | 日記

yamate Christmas 2005 (Vol.2) ...

 横浜市イギリス館
       イギリス・・・・アンティークなクリスマス

シャーローックホームズが活躍した19世紀に視点を合わせたテーブルコーデイネイト。

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正統派を絵に描いたような
british traditional なスタイル。
お皿は昨年発売されたばかりのウエッジ・ウッド 『ルネッサンス・ブルー』古典とモダンの調和が美しい陶磁器である。
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お茶の国イギリスでは欠かせないティータイム。
飾花(フラワーアレンジ)はすべて19世紀(ヴィクトリア時代)のデザイン。
食器の紫紺とワインレッドのコントラストがシック。

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階段の踊り場に小さな森が出現。こんな素朴な飾りが嬉しい。
英国領事公邸として昭和2年に建てられた風格あるコロニアルスタイルの建築。
庭からは横浜港が一望できる。


 ブラフ18番館
        スイス・・・・・おごそかなクリスマス

ヨーロッパの屋根といわれるアルプス山脈に囲まれた、雄大な自然の中にあるスイス。公用語が4つもある地方色豊かな国のおごそかなクリスマスシーン。
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陶器は何処から見てもリバーティー風のイギリス陶器!??
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緑、白、青を基調としたコーディネイトが清楚な美を醸し出す。

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欠かせませんね~オイルフォンデューセット。
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こんなデスクがあると夜なべして手紙をしたためるかも・・。相手はもちろん・・

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この演出にはヤラレマシタ。
チロリアン刺繍の愛らしいベストと眠り猫。
(娘は子犬だと主張、どちらでしょう?)
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建物はフランス瓦と白壁、ベイウィンドウの緑が鮮やかな南仏風。
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by lime2005 | 2005-12-11 13:15 | テーブルコーディネイト

yamate Christmas 2005 (Vol.1) ...


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JRの石川駅から元町を経て坂を登るとそこは山手。現在も住宅、文京地区として外国人遺留地だった頃の面影が残る観光スポット。
港の見える丘公園~外人墓地沿いの山手本通りに横浜市が保存、管理する西洋館が7館あり、常時一般公開されている。
どれも美しい西洋建築ばかりだが、建てられた年代や目的が違うせいか7館それぞれに味わいがある。加えてこの時期の楽しみは各館のクリスマス・デコレーションである。

特に圧巻なのはダイニングのテーブル.コーディネートで、各館が一つの国をテーマに聖夜の正餐風景が演出されている。毎年テーマとする国とデコレーションが変わるので楽しみにしている。
今年はノルウェー・アメリカ・イギリス・スウェーデン・カナダ・スイス・チェコ・イギリスの8カ国。昨年在ったアルゼンチンなどの南半球の国が無かったのが残念だが、2カ国ごとに紹介しよう。

 ベーリック・ホール
          ノルウエー .....ニッセの国のクリスマス
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ノルウエーのクりスマスは jul(ユール)、冬至祭がその名の由来。北欧の暗い冬から明るい春に向う光を祝うお祭り。

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伝説の小人ニッセ(妖精)がイメージされたダイニングにはノルウェーのクリスマスケーキkransekake(クランセカーケ)が乗る。アーモンドパウダーたっぷりの丸く焼かれたスポンジの環を18段重ねてアイシングをしたものが正式。何時かチャレンジしてみたいケーキである。



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イギリス人貿易商B.Rベーリック氏の邸宅として昭和5年に設計された邸はスパニッシュスタイルを基調とし、イスラム様式の流れをくむクワットレホイルという洒落た小窓を持つ開放的な館。

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クワットレフォイルを室内から見るとこの美しさ。

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チェス好きには駒を並べたくなる白黒のタイルの床。




ベイリック・ホールは公開されている部屋が全部で8つ。全部紹介できないのが残念である。
横浜市がこうした歴史的建造物を復元、改修し一般公開し始めたのが2000年頃から。まだまだ知られていない瀟洒な西洋館の魅力をぜひ訪れて味わって欲しい。




 山手234番舘
       アメリカ.....mclaren family‘s christmas in 1957

1957年頃に実際にここに住んでいたマクラレン家のクリスマス風景。
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この日は当時の写真も数多く展示されて、敬虔なクリスチャンだったマクラレン家の心温まるクリスマス風景を垣間見る事ができた。まだ子供達が小さいのでダイニングもペーパーナプキンで可愛らしくしつらえてある。

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建物は関東大震災で崩れた外国人向けの共同住宅として1927年(昭和2年)に建てられ、4つの同一形式の住宅が中央玄関を挟んで上下左右対称に向かい合うアパルトメント。2階は貸し出しスペースとしてギャラリー展示に利用されている。2年前私も仲間と此処でキルト展を開催したが、簡素な作りながら上げ下げ窓や暖炉にキルトが映えた。
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by lime2005 | 2005-12-11 08:16 | テーブルコーディネイト

牡蠣ごはん・・・

『おいしいみやぎ料理教室』でこの牡蠣ご飯をお教えしたのは2年前の2月。
主催は宮城県。主旨は宮城の食材の全国普及と消費の拡大。
講習会を受けた方たちが『宮城の食材を買ってみたい』と思えるような指導というのが命題の1日講習会だった。

届いた食材は宮城直送の『ひとめぼれ』『三陸わかめ』『牡蠣』『ほたて』『仙台黒毛和牛』だったが、中でも牡蠣の見事だったこと・・。マガキという豊満でぽってりとふくれた種類。手に取るとずっしり重く、つやつやとした乳白色。思わず『生』でいきそうになるのをぐっとこらえて料理した。
その時の土鍋で炊く牡蠣ご飯は以来我が家の定番料理に・・・。
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 【材料】 4人分
 
 米.............米用カップ2      牡蠣用煮汁
 水.............230cc         牡蠣(むき身)........200~250g
 牡蠣の煮汁+水....200cc         酒...............50cc 
 昆布............10cm         しょうゆ............10cc

 しょうが..........ひとかけ                             
 しょうゆ..........15cc
天盛り用ゆず.........1個
                                   
 【作り方】

1、分量の米を研いで、ざるにあげる。土鍋に水230cc,こんぶ、米を入れて30分置く。
2、牡蠣はさっとあらって、牡蠣用煮汁を煮立てて2~3分ふたをして蒸煮にする。牡蠣と煮汁にわける。
3、牡蠣の煮汁に水を足して1カップにする。しょうがをせん切りにする。
4、土鍋に牡蠣の煮汁、しょうが、しょうゆを加えてひと混ぜしたら点火。
5、沸騰まで中火で約8分、沸騰したら昆布を取り出して、弱火で12~13分
6、炊き上がったら牡蠣を入れて10分蒸らす。刻みゆずを散らす。
           玄米で炊くときは更にお好みの硬さまで水を増やせばOK。
          炊飯器でも同様に出来ます。その際昆布は途中で取り出さなくてもOK。
           米3合を炊くときは水分量を単純に1.5倍、米4合は2倍に。

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ポイントはやはりビスクの時と同じく牡蠣に火を通し過ぎないこと。
土鍋で炊くおかゆやご飯はふっくらとして美味しいうえ、香ばしいおこげご飯を作る楽しみもある。また鍋炊きは災害時に役に立つこともあるので、時折りやっておくといい。

牡蠣飯の釜画きたる
        行燈かな             
        内藤 鳴雪
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by lime2005 | 2005-12-08 23:50 | お料理