<   2007年 02月 ( 5 )   > この月の画像一覧

From Europe with Love ...

大好きなブログ、高味さんの『radical Imagination』は只今ヨーロッパから発信中。
昨年12月にフランス入りした高味氏とPartnerのmiwaさんは13ヶ国、およそ40都市に足跡を残す約3カ月の旅に立たれている。
日本からのフランス・パリ往復とリスボン(ポルトガル)〜チュニス(チュニジア)、チュニス〜パレルモ(イタリア・シチリア)間の航空以外はすべて鉄道を利用されて(イギリスの田舎ではレンタカー)、高味さんらしい旅の風景が刻々と送られてくるのが楽しみである。

実はこの旅の計画をブログで拝見した時思ったのが『先を越されてしまった』だったのである(笑)。時間が取れたらぜひともこんな旅をと思っていた。まさに理想の・・。

そこで、道中心に残った言葉を書き留めさせていただいた。 (Limeの羨望を含んだ(笑)つぶやき)

>往年のフランス映画によく出てきた。
グンと前の車を押し出し、次に後ろもウンとずり下げ、ブインと走り去る。
バンパーはそのためにある。
 
(何~だ。日本ではあまり機能していない、バンパー) 

>プラタナスの落ち葉がリモージュの街路にひろがる。踏みしめるのが楽しい。
見上げると実もなっている。日本では「近所のおばさん」が迷惑もののようにすぐに掃き捨ててしまうが、こちらではそのまま。
 
(プラタナスの葉のコラージュ、踏みしめるのを躊躇するほど美しい)

>明治維新後の留学生たち、永井荷風をはじめとする仏蘭西洋行文人たちも2〜3ヶ月をかけてマルセイユの沖合に達し、このマリア像を望んだだろう。 
(マルセイユ港からこの丘の教会を望んだ時、同じ事を思いました。此処が維新後、ヨーロッパの玄関口でしたものね)

>毎日のように「世界遺産」のなかにいて、宿泊ホテルも旧市街と新市街があれば迷わず旧市街を、小さいものと大きいものがあれば小さいものを、できるだけ歴史や由緒と特徴があるところを、と渡り歩いているので、コンピュータ・ネット環境は良くなく、アップも前後錯綜します。ご容赦。
 (むしろこのスピードがヨーロッパ的で良いのですが・・)

>チュニスから60Km南東のビーチがひろがるハマメット(Hammamet)夕景。
フランスの植民地時代、社交場として発展。
モーパッサン、オスカー・ワイルド、チャーチル、そしてフランソワーズ・サガンやソフィア・ローレンなどのエトランジェたちを魅了した。

(ワイルドのスフィンクスの詩やサロメの劇に潜む美しさを見るような夕照)

>『レクイエム』は音楽会の単なる一演目などではなく、死者のためのキリスト教典礼で歌われるミサ曲であり(日本語に訳されている慰霊のための一般的な「鎮魂曲」ではない)、さらに今晩は特別な晩なのだ。
合唱団もオーケストラも独唱者たちも、そして聴衆たち(といっていいかどうか)も静粛のうちに立ち上がり、そのまま黙祷のようになる。姿勢はおのおのまちまちだ。
黙祷の時間が1分だったのか5分ほどだったのか、つい先ほどのことなのに私には定かでない。
それぞれの人がそれぞれの亡き家族親族のことを想い、天国が暖かく迎え入れてくれるように祈っているなかで、演奏中以外撮影OKの2Eを払っているのだがシャッターは切れなかった。

(写真は無くともゼンパーオーパーに満ちる祈りと願いを拝見できました)

ヨーロッパを旅していると歴史の重みを感じて思いが過去と天上(塔の高さに唖然、まるで天国にとどくかのような・・・)に向かうのは不思議。西洋文化揺籃の地からの便りの数々を、今しばらく楽しませていただきます。
(そろそろ私も白地図に点を打ち始めたいなあ・・)

引き続き旅のご無事を紅梅の咲き乱れる日本からお祈りしています。
[PR]
by lime2005 | 2007-02-17 21:10 | 日記

しみじみしじみ・・・

e0038778_034306.jpg


何だ!魚介ブログにカテゴリー変更か?と思われているあなた。鰯の次は蜆です、お許しを。
宍道湖で取れたつやつやの寒蜆。今が旬のお味です。
毎日台所に立って食材とにらめっこをしていると、いろんな事に気がつく。
たとえばこのしじみ、、、よく見ると二枚貝のちょうつがい部分が白くなっているのがわかりますか?初めは模様の一部だろう・・ぐらいにしか思っていなかったのですが、ある日これは磨耗した後なんじゃないかと気がついた。だってどう見ても擦れて磨り減っている・・。
またとある日買った蜆は殆どこの白い磨耗の後が見られない、完璧に黒い蜆だった。
この差は何なんだろう~と疑問沸々。
調べてみたら、蜆が餌(プランクトン)を求めて砂にもぐる時についた傷後、磨耗の後なんだと判明。小さな体でこのちょうつがい部分を下にして、砂にどんどん潜っていって餌をとるのだそうだ。
して、真っ黒なやつはおそらく餌に恵まれた環境にいた蜆、もしくは越冬経験前の小さな蜆。(越冬する時にも深く潜るようだ)
で、どっちが美味しいのだろう?と考えるに、貪欲に餌を求めて動き回った蜆の方が実がしまって美味しい気がする(笑)今度同時に作って食べ比べてみることにしよう~。

最近のニュースで『給食費を払わない親続出』にもさほど驚かなくなった。買い物をしたら代金は支払わないとね(笑)。
でも『給食費を払っているのだから、子供にはいただきますとご馳走様を言わせないで欲しい』には腰を抜かしてひっくり返りそうになった。
えぇ~この日本が世界に誇れる食事の時の挨拶ってそういう狭義だった???????
そんな親にはぜひともこの蜆達をじっくり見て貰いたいと、としみじみ思った。
[PR]
by lime2005 | 2007-02-15 00:02 | 日記

鰯のオイルサーディン・・・

e0038778_2234814.jpg

ずっと作ってみたいと憧れていた鰯のオイルサーディンに挑戦した。
『いわし、七回洗えば鯛の味』なんて昔から言われているけれど、今や漁獲高が減って高級魚かと見紛う値段が付けられることもあるほど。
そうなんです、お魚宅急便、今週はカレイと鰯でした(笑)

凄く簡単で美味しかったので、レシピを公開。

【材料】

 鰯      5尾
 にんにく   2片
 赤唐辛子  1本
 オリーブオイル 
 黒コショウ

【作り方】

 ①鰯はよく洗って水気をふき取ったら手開きにする。中骨を外して腹骨をすき取ったら尻尾を
  切り落として、身を半分にする。

 ②ざるにのせて塩をする。お好みですが、5尾で小さじ1~1.5ぐらいが適量。30分程放置。

 ③水分を拭き取り、皮を上にしてフライパンに並べる。にんにくのスライス、種を除いて半分に
   切った赤唐辛子を散らしてオリーブオイルを鰯の厚みまで注ぎ入れる。

 ④弱火で約15分ぐらい(鰯の厚み、大きさによりますが)焦がさないように静かにディープフラ
  イにする。黒コショウをふり、冷めたら油ごと保存容器に移す。

#たっぷりの油で揚げる場合をディープフライ、少量の油で炒める場合をパンフライまたはソテー。
 
 
e0038778_22443871.jpg
市販のオイルサーディンは塩分がきついのが気になるので、このくらいの塩分量だと鰯の味がしっかり感じられて、美味しい。この次は生のハーブと一緒にディープフライしてみよう。
そのままいただくのはもちろんの事、サンドイッチやパスタにも。ワインがすすんで困ります。



ところで、私も長い間混同していたのですが、このオイルサーディンアンチョビはどう違うのか!?それは使われる鰯の種類が違ったのです。
オイルサーディンは真イワシが原料。日本で鰯と言えばこれですが、体側の上部に7個の黒点があるのが特徴。(数えると7つ以上あるものも少なくないのですが、、、)
片やアンチョビは片口イワシが原料で、サーディンより旨みが凝縮されている。しらす干し、お正月にいただくごまめ(田作り)やタタミイワシはこの片口イワシの稚魚。
もう一つ、ウルメイワシがあって、こちらはメザシ(うるめ干し)ですね。
これを教わった時は頭がすっきりと片付き、霧が取り除かれました。

鰯は身がやわらかいので、どんなに優しく洗っても7回洗うと身がボロっ・・・!!!!
洗うのはほどほどが良いようです。
[PR]
by lime2005 | 2007-02-10 22:03 | お料理

お魚宅急便・・・

e0038778_21394257.jpg

今週から三崎漁港直送のお魚宅急便を依頼。
長い間探していた配達の条件を全て満たしてくれる魚屋さんが見つかったからである。
   1、配達は週一ぐらいで、三崎から直送。
   2、ある程度魚が選べる。
   3、切り身になっていない。
   4、留守の時は積み置きしてくれる。
   5、生活価格(←重要ポイント)
が条件だったがすべてクリア。
早朝漁に出た船が、昼頃帰港。ある程度まとまった数の魚はそのまま市場に。数やサイズ的に半端なものが直ぐに宅配されるという、これが早くて安い仕組み。
とにかく午前中まで相模湾沖で泳いでいた魚は鮮度が圧倒的に違う。

今日は鯵2尾、鯖、活〆寒メジナ、これで1500円という信じられない安さ。
鯵にはうろこがビッシリ。目は水晶の様に光り輝いている。
早速、鯵とメジナはお刺身に。鯖は酢じめにして冷凍庫へ。これは寄生虫予防だけれど、魚屋さんは必要無いと言う。『強塩をした時点で死滅しますよ』と強気。
取り合えず家族の健康管理も仕事のうちなので(笑)、2日間冷凍後、バッテラにすることにした。

e0038778_2140143.jpg
鯵とメジナのお造り。
鯵はさっぱりしたお味。メジナは甘くてぷりぷり。
問題は下ろしたあらである。廃棄率30%程になろうか、、、これをゴミにしてしまってはお魚に申し訳ない。
そこで船場汁に。臭みを抜くため(殆どいらないが・・)さっと霜降りにして人参、大根の乱切りと一緒に煮て、塩と薄口しょうゆで味付け、仕上げに酢を少量。


一物全体(いちぶつぜんたい)、あるがまま全部をいただける喜びです。

暖冬は陸の上だけじゃなくて海の中も同じ。海水の温度が上昇している為、今年はもう春の魚がお目みえなんだそうです。
さて、来週はどんな子がやってくるのか、楽しみ~。
[PR]
by lime2005 | 2007-02-05 21:40 | お料理

天下第一菜・・・

今年もお隣中国では春節を迎える季節。
いつもより人出の多い横浜中華街で中華材料を纏め買い。
干海老、はすの葉、蓮の実、なつめ、ふくろだけ、中華くわい、鍋巴(おこげ)・・・・
早速海鮮おこげあんかけを作ってみた。
e0038778_26254.jpg

下味をつけた海老とイカ、長ネギ、人参、ふくろだけ、たけのこ、ター菜を炒めてスープで煮てとろみをつけるのと同時に、おこげを次々に油で揚げて行く。
お皿に盛り付けたおこげの上から中華あんをかけると『じゅ!』という音。この音が聞きたいのよね。おこげを揚げてからあんをかけるまでのタイムリミットは1分半(笑)
別名が『天下第一菜』という最上級の誉め言葉が料理名になるだけあって、音までもがご馳走の料理
e0038778_262514.jpg


一緒にいただいたく大根餅
この日向(ひなた)臭さはまさに中華街の香(笑)
ふと、大根餅を捏ねていたら少し前に見た映画が鮮明に蘇る。
『初恋のきた道』(200年・チャン・イーモゥ監督)で少女が一生懸命作ったのは葱餅だったけれど。
華北の小さな村に住む少女(チャン・ツィー)が都会からやって来た新任教師に恋をした。その溢れる思いを伝えるべく(彼女は字が書けない)少女は言葉を料理に託す。貧しい材料で工夫を凝らして、小さなかまどで葱餅を焼き、きのこ餃子を蒸す。少女の瞳は輝き、出来上がる料理は本当に美味しそうだった。さて、そんな恋は成就したのでしょうか、、、
[PR]
by lime2005 | 2007-02-02 07:21 | お料理