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最新『食』考察その2・・・

考察続行・・・・

二度ある事は三度ある』この言葉を今度こそ遭遇しないようにとの警告と願いを込めて夫に捧げたいと思う。

雪印乳業、白い恋人、不二家、赤福、ミートホープ、比内鶏、そして吉兆031.gif
ここ数年に起きた記憶しているだけの食品メーカーの不祥事の数々である。
(思いたくは無いけれどこれらがほんの氷山の一角に過ぎない証拠に、昨年一年の食品自主回収件数はそれまでの3倍増だそうだ・もう絶句033.gif

ところが、その内の二度までも夫は発覚前日に商品を購入してしまった人。
『これが宝くじなら間違いなく高額当選者じゃない!?』・・と本人は何故か得意気&無自覚。

最初は忘れもしない2年前の1月10日。娘の誕生日に夫が買ってきた不二家のケーキ。翌日に不祥事発覚、営業停止。
『何故いまさら不二家?』の問いに・・・
『残業で不二家しか開いていなかった。それに社長は中高の同級生』・・・・・008.gif一同無言。

次は記憶も新しい昨年10月。岐阜に出張した夫の手土産『赤福』
滅多に出張しても手土産なんて持ち帰らない人だけに十何年ぶりの『赤福』に一同盛り上がる。
『ちょっとあんこが薄味になってない?』
『この柔らかさを保つ秘訣はあえて聞きたくないわね』・・・と娘と言いたい放題。その翌日、記者会見、営業停止。
朝のニュース報道を耳にした家族の冷たい視線044.gifを浴びる夫を御想像下さい(笑)
いえ、断じて夫には責任はありません!!!それ程高い確率で事故が相次いだという証拠。
実際に健康被害があった訳ではないし、かつてドイツ滞在中に時々経験した、冷凍食品の野菜を茹でていると青虫くんがお湯にぷっかり!なんていう心臓早打ち事件でも無く(←何度経験しても慣れず・笑)

期限切れ材料の不正再利用、賞味期限改ざん、原料産地の不正表示・・とよくもこれだけいう感じである。
食品会社の事故が人の健康や生命に直結しているという感覚が皆無のうえ、どの事件も『経済的効率』が何より優先された。つまり儲かれば欠陥商品を騙して売りつけても平気というモラルの欠如。そのどれもが『内部告発』によって明らかにされた事実も象徴的だった。

思うに、これはその人が扱おうとしている商品が『食料』か『食糧』かの差ではないかと思う。
カロリーと栄養が充たされればいいものを『食料』とし、そこに活動の源、心の糧が加味されるものを『食糧』としたとすると、圧倒的に『食料』しか扱おうとしなかったせいじゃないかと。その人自身の食生活もが透けて見えるようではないか、、、

人は良いエネルギーを吸収しなければ、それを再び還して行く事が出来ないようにも思う。
決して食べ物だけに限らないけれどね(笑)、なんて書いているうちに今度は中国製餃子!!007.gif
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by lime2005 | 2008-01-28 16:15 | 日記

最新『食』考察その1・・・

ちょっと真面目に『食』考察。

物価の値上がりラッシュが続いている。これはちょっと嫌な予感だ。特に食料品は長い間のデフレで価格が安定していただけに消費者には痛い。
原因はいろいろあるようですが、主に・・

①天然資源の枯渇(原油の値上がりに直結)とそれに代わるバイオ燃料の開発でとうもろこしやさとうきびに転作されるようになった小麦や大豆の高騰。
②中国やロシアの経済成長に伴う富裕層による高値買い付けで魚や乳製品に日本の買い負け現象が起きている事。
後は僅かでしたたかな便乗値上げ(笑)でしょうか。

何れにしても食糧自給率39%という数字は重い。こうして社会情勢の僅かな変化で食料の安定供給が怪しくなる訳で。
今環境問題は地球の最重要課題だから小麦や大豆の高騰は受け入れざるを得ないと思っていたら、これには投資ファンドが複雑に絡んで値上げを増長。人間の欲望には果てが無い、、と言う感じである。

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ある日の食卓。
地味(滋味)である。
圧倒的にボリュームが足りない。
2時間後には空腹感。

輸入がすべてストップした時、我々はこの食事×3を日々受け入れるしかない。
これが食糧自給率
39%の現実・・。


ご飯半膳。
魚一切れ。
さつまいも一本。
(いもだけはいつの時代も豊富に食べられる?)
ちなみに卵や肉は週1回程度でデザートは皆無。
戦中の食料事情に舞戻るわけである(経験は無いけれど・笑)

日々の豊かな食生活をどれほど輸入に頼っているかがお解かりいただけると思う。
にもかかわらずである!!!!!!!
もっとセンセーショナルなのはその全食糧の3割が破棄して捨てられている飽食放漫の日本の現状。
(ドキっ!消費期限ぎれで泣く泣くさよならした食品・・・)
戦時中と違うのはその危機的状況に気づいている人が圧倒的に少ない事でしょうか。

憂いてばかりでも問題は解決されないし、高度に成長した消費社会の仕組みをそう簡単に変える事は難しい。
でも・・・
家庭ではもちろんの事、教室でも
 食材を無駄なく使い切る方法。
 食べられる分だけ取って食べ残しをしない。

こんな単純な事ですが声を大にして呼びかけ続けています。せめて自分に出来る一歩から・・・。
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by lime2005 | 2008-01-28 12:21 | 日記

骨正月・・・

皆様は骨正月をご存知ですか?
『お正月が忙しかったから骨休め期間か?』なんて思っていたら違った(笑)

先日、一月のメニュー『ぶり大根』をブリのあらで作る方法を説明していたら生徒さんの1人が『それは骨正月に食べます』とおっしゃるのだ。
初耳にして面白い言葉だなあ~と思い調べてみると二十日正月(はつかしょうがつ)の事で一連の正月行事の締めにあたる日だそうだ。
他にも地方によって呼び名が違って頭正月とか乞食正月とか・・主に西日本が中心のようだ。

昔は出世魚として縁起の良い鰤や鮭を正月前に丸々一尾下ろしたら軒下に吊るして置いて、少しづついただいたそうだ。今でも九州では雑煮に鰤は欠かせないと聞く。

それが正月も二十日過ぎにはもう頭と骨だけになり、いよいよご馳走も食べつくし、これを持って正月の贅沢も終わりとしてブリ大根や糟汁にして食べたようなのだ。一種のケジメである。

いつでもご馳走食べ放題の現代からすると何だか食べ物に対する畏敬の念が感じられる言葉と習慣に耳が痛しであるが・・。

ちなみに教えてくださった方は京都出身。今でもご実家ではブリ大根をいただくそうだ。

寒い日が続いているし、我が家も新鮮な鰤のあらを手に入れて今夜はブリ大根に037.gifしようかな~。
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by lime2005 | 2008-01-16 23:12 | 日記

志の輔らくご・・・

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志の輔らくごinPARCOをTさん御夫妻とご一緒した。落語のひと月公演というのも珍しいと思ったら、今が人気の志の輔さんだけに前売り満員御礼、当日券も完売の勢い。開場は熱気が溢れていた。
 演目は 『異議なし』(新作)
       『抜け雀』 (古典)
       『歓喜の歌』(新作) の3本。

環境会議という大テーマをまくらに古びたマンションの自治会の会合を描いた『異議なし』。ちょいと渋い古典『抜け雀』を挟んで期待の『歓喜の歌』。きっかけはもうすぐ映画上演される事を知り、主演が小林薫だし、ママさんコーラスとは言えあの『第九』が聴けるとあっては見るしかないと思っていた矢先、『ぜひ本物を先に』と誘っていただいたのである(感謝!)


物語はこうである。
とある地方都市(たぶん・笑)の文化会館に入った一本の電話で明日(大晦日)のコンサートの会場予約がダブルブッキングをおこした事を知る主任と部下の加藤。予約の主は二つのママさんコーラスグループ。その『歌』への熱き情熱に恐れおののき右往左往する主任と部下のおかしみが刻々とリアリティに描かれ、やがて『歓喜の歌』へと向かう(・・のか、向かわないのか・笑)。

志の輔さんは語ります。
『人を泣かすのも、怒らすのも簡単。でも笑わすのは一筋縄では行かない。それは笑いどころは人それぞれだから。一ヶ月公演をやっていても一回一回反応が違う』
志の輔さんの笑いは何でも無い平凡な人生を送っている人の中にある悲哀や哀愁が溶けこんだ等身大の『笑い』。だから可笑しいのにちょっぴり哀しい。。

言葉が思いに追いつかないような志の輔『らくご』。聞き終って『凄い』と唸った後、楽しんだのは『落語』じゃなくて間違いなく『らくご』だったと思った(笑)
PARCO劇場ならではの演出の数々も楽しく、最後に舞台奥の壁が開き、本物の『歓喜の歌』がママさんコーラスから聴こえてきた時はひっくり返りそうになった(笑)
指揮者は全然タクトが振れてない(指揮には厳しいのよ・笑)志の輔さん。う~ん、何でもありの楽しさ。これぞザッツ、エンタテイメント~♪

落語のオチって構成上『歓喜の歌』そのものだと思った。ご存知ベートーヴェン、第九交響曲、そのクライマックスの合唱『歓喜の歌』を響かせる為にある長~いドラマの前奏曲(私には)、それが落語。深いです(笑)

楽しかったので来年は夫(=お笑いおたく)も誘ってあげようと思った。
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by lime2005 | 2008-01-14 09:05 | 日記

『なるほどエージェント』・・・

料理研究家、行正り香さんの作ったサイト、なるほどエージェントが昨年末に始動。

行正さんは以前取り寄せしていた魚屋さんのご縁でその名前を知り、新刊本には必ず目を通している料理研究家。まだ小さいお子様達を育てながら働くワーキングウーマンで、CMプロデューサーとしてご活躍だった『電通』を突然辞めたのが昨年初め。その後約一年かけて立ち上げたサイトがこの『なるほどエージェント』である。その内容は可愛いキャラクター達が満載のインターネット動画百科事典のようなもの。

サイトストーリーの、ちまたで『できそこないの調査機関』と笑われている『なるほどエージェント』の女社長のポーズの言葉に代えて行正さんは語ります。

 『 子供たちのなぜなぜ、どうしてに答えられなくなったら、あたしたちゃ、終わりだよ。
   子供たちに、なぜなぜ、どうしてと言われなくなったら、あたしたちに、未来なんてない。
   事のすべては、ひとつの疑問から始まるんだ。
   知りたいという情熱、知ったことへの喜び、そして再び沸いてくる疑問。
   その疑問が、未来を創り上げていくんだ。子供の疑問はね、世界の宝物さ   』


初めて訪問した時、まだまだ未完のサイトですが、意気込みが伝わって来て嬉しかったなあ~。
長い間日記を読ませていただいていたので、そのお人柄やキャパシティは理解。今後も一つ一つのトピックが埋められていくのが楽しみである。

躾(しつけ)という言葉がある。
『躾をおとす』とは縫い目を正しく整える為に仮にざっと縫い付ける糸目の事だが、一定方向に、有無を言わせず、礼儀作法を身に付けさせる方法の事でもある。
時々感じるのですが、今の日本の教育って『学び』じゃなくて限りなく『躾』に近い気がする。
本当の『学び』は不合理で、不利益で、無限に果て無く広がっていくものじゃないかな。
大人も子供もいつでもどこでも・・。
だから『なるほどエージェント』は永遠に未完だと思う(笑)

行正り香さんのチャレンジを大事に見守りたいと思う。
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by lime2005 | 2008-01-08 23:26 | 日記

2008おせち・・・

縁起かつぎではありませんが、毎年続けているものをいきなり止める勇気が無くて作り続けているのが『おせち』。お世辞にも『おいしいごちそう』には程遠いけれど、食べ繋いで行く事に意味があるので今年も腕を振るいました。

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煮物復活、でも深く後悔(やはり絶大な不人気ぶり)
要望で伊達巻の甘みを強化したものの、関西出身の私にはそもそも卵焼きが甘いのが許せない(怒)
昆布巻きはニシンの臭みをとる為に3時間ぐらい番茶で煮た後、ギリギリの調味料で3時間。ふっくらあっさり自慢の一品。
田作りには今年からローストしたアーモンドスライス投入。ゴマメとの相性良好。何故『田作り』なのか調べてみたら稲作の肥料にゴマメが使われていたからだそうな。
かまぼこは鎌倉の井上蒲鉾店調達。本来は紅(魔よけ)と白(清浄)を用意するのだが、こうして手綱にすると赤のみでOK。

e0038778_4522690.jpgテーブルセッテイングはこんな感じ。煮物を作ったのでお重復活。
昨年よりあっさりシンプルに。
『昔は三ヶ日はおせちonlyだったのよ~』と子供達に話しながら『有り得な~い』と自答する。
来年こそ、名実共に満足のOsechi Nouveauにチャレンジできるか。
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by lime2005 | 2008-01-04 07:37 | お料理

夢チュー・・・

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2008年、みちとも氏の年賀状。
打出小槌(うちでのこづち)にネズミが配され。持ち主は大黒様かしら(笑)。
スキャナーで読み取って出来るだけ加工しないで載せてみたけれど、
繊細なパステルカラーは今一つ再現されていないのが残念(限界)。

今年は再会をはたせるかしら、、、同級生001.gif
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by lime2005 | 2008-01-03 02:25 | 日記

去年今年(こぞことし)・・・


今年も皆様に幸多き一年でありますように。

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                       2008年元旦
淑気満つる新年、
明けましておめでとうございます。

 

 

タイトルの『去年今年(こぞことし)』、これは大好きな俳句の季語で、年が改まってから過ぎ去った去年をあわただしく振り返る気分を現した言葉である。
有名な句としては虚子の
去年今年貫く棒の如きもの』があるが、
貫く棒のごとき大きな時の流れの中では去年を振り返る事なんてほんの些事に過ぎない、気にするなと言われているような(・・たぶん)。
楽である、巨匠にそう言っていただくと(笑)。
という事で、過ぎ去った年の事はくよくよ考えないで、今年は今年の一歩を踏み出したいと思う。
今年もゆるゆると書いて行きますので、お付き合い下さいませ。
                                                 
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by lime2005 | 2008-01-01 02:00 | 日記