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この人いちおし・・・

納得いく演奏をライブで残したい・・・

e0038778_21175554.jpgそう語るのはここ一年、その奏でる音色にぞっこんのヴァイオリニスト石田泰尚氏。
『ぶらあぼ』8月号146Pの『新譜この人いちおし』の記事から。

紹介されたCDは今年1月にみなとみらいホールで弾いたブラームスのヴァイオリン・ソナタ全集
『BRAAAHMUS!』と題されたアルバムはその時のライブ録音。
以下、珍しく多弁な(笑)石田氏のつぶやきを記事から・・。



『アルバムはライブ録音にしたいと決めていました。演奏にキズがあったり、ノイズが入ってしたとしても、ライブならではの勢いのようなものを入れたい』

『リサイタルの時はアルバムにするかどうかは決めていませんでした。ただどんな本番でも自分で納得のできるところまで弾き込んでから臨むので、録音するかしないかは問題ではありませんでした。自分は練習を少しずつ積み上げていくタイプなんです。本番前には仕上げておきたい』

『神奈川フィルの音楽監督を務めてくださったシュナイトさんの影響は大きいです。彼が指揮してくれた作品の中にはもちろんブラームスもあったので、その演奏のあり方から多くを学びました。重厚な中に繊細さがあるんです。フォルテがただ大きな音を鳴らすというのではなくて、そこにもさまざまな表情がある。シュナイトさんに出会えたことは、本当に大きな経験でした』

『このごろ僕はノン・ヴィヴラートを多用しているんです。ヴィヴラートをかければ豊でマッチョな音色や表現になるのですが、敢えてそれを抑えることでもっと深い演奏をしたいと思っています』


甘く濃厚なブラームスを期待したらあまりに飄々とした演奏に肩透かしをくらうライブCDである。

インタビューではピアニストの諸田さんにも触れていて、2番⇒3番⇒1番と演奏されたライブの、最後の雨の歌で、諸田さんの『知』と石田氏の『情』が意として溶け合ったように感じたのは気のせいじゃなかった事を確認!!!

はい、私からも『いちおし』です。
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by lime2005 | 2009-07-29 20:32

あたりはずれ・・・

最近購入したキッチングッズから2点・・・

e0038778_2264112.jpgまずは大当たりは
シリコンスプーン
これはもう手放せない便利さで今までのイライラ一発解消(笑)
ジャムやマヨネーズの瓶の底の最後の一滴まで、なめるようにきれいに取れる。
今までは細いタイプのゴムベラやティースプーンで結構苦労しながら拭いとっていたが、これは小回りが利くので難なく取れる。



結果、ゴミが減る。水資源の汚染が減る。何より気持が良い!!!
価格は700円から1000円ぐらいで、いろんなデザインのものが出回っています。
うふふ、私のは先端のハートのデザインが愛らしいでしょう!!!

さて大外れはこれ。
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←←ここを押すと・・・・

e0038778_2104266.jpgこの子が楊枝をさあどうぞと持ち上げてくれる・・・
名前は『にゃんかようじ?? 』だって・・・
これがネーミングとは裏腹に仕事をしないヤツで、2~3回事に休む怠け者(怒)
物を選ぶ時、使い勝手や耐久性、デザイン、価格・・とそれぞれにこだわり所があると思うのだけれど、手に馴染んで使っていると嬉しくなるような物との出会いの裏には沢山のにゃんこ楊枝のような犠牲あってこそかもしれないと自分を慰める日々・・(笑)
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by lime2005 | 2009-07-19 01:52 | お料理

歌舞伎座さよなら公演・・・

e0038778_23554279.jpg梅雨明け真近だった先週末、惜しまれつつ取壊しが決まってさよなら公演が続く歌舞伎座にて。

私が観賞したのは夜の部の『夏祭浪花鑑』と『天守物語』。
コアな歌舞伎ファン御二人と共に歌舞伎座近くの長峰でランチ。野菜寿司に舌鼓を打ちながらおしゃべり、おしゃべり、おしゃべり・・・・。何時間しゃべったかしら(笑)
この日の会話の傾向はズバリ『下手な手打ちの十割蕎麦』042.gif
愉しい話題満載なのに何故かブツ切れ状態。たぶん久しぶりの再会でお互いの情報提供量が多すぎたせいだったと思うけれど、ご当人達いかが?(笑)

歌舞伎座の玄関正面には来年4月閉館までのカウントダウンがあと295日とあった。東銀座のシンボル的存在感のあるこの建物が生まれ変わるのは複雑な気持だが、狭い客席や通路は体格が変わった日本人や海外からの観光客には確かに使いにくい。面影は残しつつ長い幕間も快適に過せる機能的な劇場に生まれ変わって欲しい・・・


肝心の歌舞伎は玉三郎が座頭の若手豪華キャストの舞台2本で、派手なけんかの末路を祭の喧騒にのせて人情の機微を激写する『夏祭浪花鑑』と、今回2度目になる鏡花の『天守物語』。どちらも見応えタップリの大きな舞台だった。

『夏祭浪花鑑』は初めて観る浪花歌舞伎。江戸前の粋とは一味違った泥臭い人間模様が描かれて海老蔵が主人公団七を熱演していた。思い余って舅を手に掛けた後の井戸端で汚れた手足を洗い流す迫真の演技、重なるようにフェイドインしていく祭囃子のラストは見事だった。

一方『天守物語』は耽美派鏡花のあやかしの美に溢れた作品で、浪花の下町からいきなり天上界へと誘われる私達(笑)
玉三郎演じる冨姫様は以前見た時よりも肩の力が抜けてもうただただ美しかった。冒頭の亀姫様(勘太郎が好演)との恍惚の再会シーンに登場する絢爛豪華な小袖には一同ため息が洩れる。錦に花とはこの事(笑)
家長制度健在の時代に描かれたフェミニスト鏡花のメッセージの込められた作品でもある事を今回思った。
冨姫と図書之助との出会いと恋情はその総称で、大切なのは『こころ』であって、人が作った『制度』には及ばない事。それを人間と妖女で描いてみせる鏡花はやはり只者では無い(笑)
前回声がうわずって台詞が棒読みだった海老蔵の図書様もお姉さまとの年齢差をぐっと(!)縮める貫禄を見せたように思う、夏の夜の夢舞台でした。
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by lime2005 | 2009-07-14 23:49 | 日記

ベーグル修行・・・

♪ロバ~の お~じさん チンカ~ラリン♪~の歌を口ずさめる人はすでに年代バレバレ!!!
移動販売パン屋のルーツ『ロバのパン屋』のテーマソングですが、私も復刻自動車バージョンを子守唄にしていた年代。一番人気の蒸しパンには『パンの素』という秘伝の原料があって、その配合は店主だけの秘密なんだそうで・・・そんな『パンの素』が咽から手が出るほど欲しいパン修行道中~。

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      45 50 80
   30 45 75(点)


ある日のベーグルを自己採点してみました。
左下なんて(30点の)酷いですね!!!穴がすっかり塞がっています008.gif
ゴマのつけ方もいい加減で気が入っていないのが一目で判ります。。
右上のクランベリーを生地に練りこんだのはなかなかの出来でしょう~。
でも一番に口に放り込む愛しいのは当然30点くん(またの名を証拠隠滅028.gif

ベーグルの美味しさは独特のもちもち感。発酵を控えめにして焼成直前に茹でる事で生地中のデンプンが糊化。これをオーブンで焼いて固化させることでこのもちもち感が作られる。糊化を固化させる訳ですね!判る人にしか解りませんって!!(笑)

バリエーションも美味しいけれど、プレーンをサンドイッチでいただくのが一番好き。
気をつけなきゃいけないのは、せっかく油脂を使わないヘルシーなベーグルなのにスプレッドやマヨネーズを使いすぎて台無しにする事。いや、それだから絶対に美味しい~~。
これは!!というおすすめ具財があったらぜひ教えて下さい。
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by lime2005 | 2009-07-09 05:11

あえて『小さな魔笛2』・・・

e0038778_1141495.jpg今年も出会える『ちいさな魔笛』・・・。

昨年好評のうちに終わって再演が望まれていた天沼裕子さんの『小さな魔笛』が今年も上演される。昨年見逃してしまった人はぜひ今年は小さな魔笛体験をしてみませんか?

ところで、こんな日記を書きながら不謹慎だとは思うが、私にはこの『魔笛』というモーツアルト最晩年のオペラが今一つ判っていない。
ファンタジーに類する娯楽作品で当時の興行主(同時に役者でもあった)だったシカネーダーという人がフリーメイソンのメンバーだった事から、深読みするとファンタジーの枠を飛び越えてしまいそうな難解なオペラでもある。
ストーリーはところどころ辻褄の合わない所もあって、馬鹿馬鹿しささえ漂う、魔法神秘茶番劇とでも呼びたいぐらい。

王子が鳥人間パパゲーノの力を借りて囚われの王女を救出しながら神殿の前に愛の強さが試される、ドラゴンクエストさながらの冒険活劇(笑)?!!


数あるオペラの中でも絶大の人気を誇る『魔笛』・・・・
惹き付けられるものは何か?
それは『音楽の力』としか言い様が無い。

物語に相応しい重奏な前奏曲。
パパゲーノとパパゲーナのパ・パ・パのにぎやかな二重唱。
夜の女王の燃え立つような復讐のアリア。
そしてト短調のパミーナの哀しみ溢れるアリア・・・
(モーツアルトにとってト短調は特別な調性だと思う!!)

主人公の情感が存分に音楽に織り込まれて、究極は『哀しみを内包した可笑しさ』なんじゃないか?と思える。

魔笛は舞台を古代エジプトにおいているのですが、天沼オペラの舞台は何処に??も楽しみな演出である。
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by lime2005 | 2009-07-08 01:14 | 音楽

豚肉のプラム煮・・・

夏風邪がようやく抜けて食欲が増してきた週末。
疲労回復には豚肉が一番と豚肉のプラム煮を作る。

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この料理はドイツ人のトーマス・シュック氏にご馳走&教えてもらう。
トーマス夫人は元、夫の仕事仲間という関係・・・
フランス、ドイツ、オーストリー地方ではポピュラーなお料理とか。

豚肉は甘酸っぱいフルーツと好相性。林檎や桃、オレンジなんかも合う。
作り方は簡単で、豚の肩ロース塊(400~500g)に塩をしたらフライパンで表面をこんがり焼き付ける。
これで煮た時旨みが逃げないばかりか、香ばしい香りがプラスされる。
あとは赤ワインビネガーときび糖と水を加えてコトコト煮ること30分。
半分煮たところで日本が世界に誇る醗酵調味料《醤油》を大さじ2ぐらい投入(トーマスにそれを教えたのは早苗夫人)何故かぐっと味に深みが増すのだ。
更に20分程火を入れたらいったん豚肉を取り出してプラムとざく切りキノコを投入。
ここからは弱火でプラムが煮崩れないように10分、煮汁を煮詰めながら仕上げて出来上がり。
野菜とポテトを添えて、煮汁を吸わせたプラムと肉を一緒に味わうのがポイント(・・と教えられ)

ちなみにレシピは?・・・・有りません。
『適当に入れてよ!!』と悪戯っぽく笑ったトーマスの顔が忘れられません。
よって作る度に微妙に味わいが変わる、豚のプラム煮です(笑)
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by lime2005 | 2009-07-06 01:52