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長い間ご愛読ありがとうございます...

もう梅雨入りですね・・・
湿った風が肌にまとわりついて不快な季節だけれど、静かな恵みの雨を待ちたいですね。
最近はすっかり月記(年記?)になっていますが、ブログを書き始めてこの春8年目を迎えました。
早!?そんなに?と自分でも驚きです。

その間、伝えたい思いが溢れて止まらない時期もあったなあと懐かしく思い出されます。
言葉で思いを伝えあえる楽しさはネットコミュニケーションならではですし、同時に難しさも幾度か感じました。

今は春先に少し生活に変化はあったものの、料理の仕事が生活の中心で相変わらず忙しくしています。子供達にもすっかり手がかからなくなり、息子の高校卒業とともに親業も卒業(←きっぱり・笑)。トキの親子に続け・・ですわ。夫も自立?してしばらくは自分の事が最優先の生活になりそうですが、何だか慣れません・・。

また以前のように思いが心に満ちた時は写真ブログ(この場合は言葉に頼らず!)でも始めようかしら(笑)とのんびり思っています。

長い間拙い文章を読んでくださり、暖かいコメントをくださった皆様に心から感謝いたします。ありがとうございました。

                                         2012年6月  Lime
# by lime2005 | 2012-06-08 23:38 | 日記

やはり濃かった・・・

やはり濃かった・・・ _e0038778_11102778.jpg

大型連休、皆様はいかがお過ごしでしたか?
滅多に無い事ですが私は8連休をいただいてリフレッシュ出来ました。

遅ればせながら先月の初大阪行きのご報告です。
大阪、あたり前ながらの大都会。やたらと人が多くて、首都圏より経済が活性している感じがあり、どこまで行っても明るく(節電どこ吹く風?!!)何だか元気になれる町・・が感想です。
昨今全国的にゆるキャラブームですが、大阪にはくいだおれ太郎さんを始め、濃すぎるやつが集結(笑)
その頂点に輝くのがやたらに広くて金ぴかの大阪城でしょうか。

逗留6日では空気を感じるぐらいで終わってしまいましたが、避けて通れないご縁に感謝しつつ、再訪を愉しみたいと思います。

嬉しいおまけ・・・
よしもとの総本山、なんばグランド花月の前から延びる『道具筋』。
東京で言うと河童橋道具街をギュッとコンパクトに収めた感じの食のプロ用商店街。
鍋釜に食器や店舗デコレーションと、さすがくいだおれの街を支える調理道具達も激しく主張していて楽しかった!!!(pcおたくの息子は道具筋の先に広がる日本橋でんでんタウンに入り浸りでした・・・)
# by lime2005 | 2012-05-08 11:57 | 日記

春の嵐・・・

すさまじかったですね、春の嵐。
『爆弾低気圧』って表現していたレポーターがいたけれど『ゲリラ豪雨』と共に絶対定着して欲しくない天気名ですよね。
皆様には、たのぺん・・以来のご無沙汰ですが、実は我が家にも春の嵐が吹きまくっていました。
息子の大学受験に次いで、夫の転職&単身赴任・・・と男子に吹きつけた突風。
結果、息子は浪人、夫は大阪にて新しい生活をスタートさせ、2か月間の春の嵐もおさまりつつあります。
大阪ねえ~・・・実は未踏の地だけに、興味深々です(笑)

桜、やっと綺麗に咲きましたね。あの嵐に耐えた枝が健気でなりません。

それにしても、


  花は散り その色となく ながむれば むなしき空に はるさめぞ降る
                                      ( 式子内親王 )


つくづく、春の雨はこうでなくちゃ・・と思いつ、強風で吹き飛んだテラスの鉢の片づけをしぶしぶ・・・。
# by lime2005 | 2012-04-06 07:36 | 日記

たのぺん・・・

たのぺん・・・_e0038778_18444524.jpg愛用のカメラ OLIMPUS PEN も第3世代を迎えたそうです。
なかなか使いこなすまで行かないのですが、出かけるときはほとんどバッグの中で、人生の伴走者となりつつある可愛いやつです。

娘が仕事でご一緒した事のある、写真家中川朋和さんから写真展のお誘いがあり、神田のオリンパスギャラリーに出かけてきました。
6人の写真家が愛機penを使ってそれぞれの世界を活写した『たのぺん』はタイトルどおりの楽しい写真展でした。
皆様印刷・出版関係の写真を手がけている事から写真集を捲るようにレイアウトされた展示スペースも面白いものでした。
中川さんは料理写真家なので、シズル感たっぷりの料理写真が並んでいて、迫力満点でした。

ところで、
何気なく使う『シズル感』という言葉ですが、英語のsizzleは擬音語でステーキが焼けるジュージューという音がもともとの意味なんだそうです。アメリカの経営アドバイザー、エルマー・ホイラー(Elmer Wheeler)が1937年の自著『ホイラーの法則』の第一条で『ステーキを売るな、シズルを売れ』と現した事から客の官能を刺激して購買要求を起こさせる要素に使われるようになったとか・・。料理写真だけでなく、商業写真の全てに通じる成功の秘訣が潜む言葉のようですね。
# by lime2005 | 2012-02-13 20:42 | 写真

着物熱・・・

再々熱の兆しです。
一次は20代、二次は30代後半・・・15年のタームで再熱傾向のようです(笑)
今回は一昨年に母からたくさん譲ってもらったのがきっかけで・・・。
着物熱・・・_e0038778_23131735.jpg

この帯も母が長い間締めていたつくり名古屋で、抑え目なオレンジとグレーのコントラストがお気に入り。
20代に締めていたものらしいので60年近く経っているのですが、モダンな墨色の小紋に合わせるとピッタリ。コンサートや食事会に重宝しています。洋装と違って2代、3代で着継いでいけるのも着物の魅力ですね。

ところで今、朝日新聞の夕刊に連載中のコラム、『ニッポン人・脈・記』 の 『つむぐ 織る』編は読み応えがあって面白いのです。web版で1回目だけ読めるのでこちらをどうぞ。(全編読んでみたい方はコメント下さいませ)

衰退の一途を辿る日本の繊維産業に新たな息吹を吹き込もうと、糸をつむぎ、染め、織る人々を記者が訪ね歩く構成。山熊田(新潟県村上市)の科布。西表島の芭蕉布。山形の紅花に寒河江(さがえ)の糸。新潟のカラムシ織りにアイヌのアットゥシ織り。藍染に和綿に奄美の泥染めetc・・・登場するのはほんの一握りの人達ですが、着物人口が激減してどの現場でも生き残りをかけて必死の攻防が伝わってきます。

きもの文化を次代につないで生産者が活性化していくためにもとにかく『着』なければ・・。と言っても着付けの壁はなかなか厚い(笑)
私も1次熱の時は全て母に着せてもらっていました。2次熱で必死におぼえ、今でも本当にこれで良かったのか、不安テンコ盛りの着姿です。

着物熱・・・つまるところは、織られた、染められた、『布』とその物語が好きなんですよね!!!!
# by lime2005 | 2012-02-13 17:00 | 日記