大野和士とリヨン国立歌劇場管弦楽団・・・

今月は大野和士氏指揮、リヨン国立歌劇場管弦楽団の演奏会を立て続けに聴く。
11月3日、マスネ作曲オペラ『ウェルテル』をオーチャードホールにて、
11月9日はショーソンやサン=サーンス他のフレンチ交響曲を東京オペラシティにて鑑賞する。

大野さんが昨年秋にこの歴史ある歌劇場の首席指揮者に就任して初めての凱旋公演で、来日を指折り楽しみにしていた公演だった。

8月にオペラレクチャーコンサートで熱弁を揮った記憶も生なましく、またまたオペラ開演前のプレトークで『ウェルテル≒トリスタンとイゾルテ説』を身振り手振り&ウェルテルのピストル自殺絶命シーンを肉迫熱演。この人のオペラに向ける『情熱』に開演前からひれ伏し状態となる(笑)

食通の町リヨンの老舗レストラン、ポール・ボキューズで料理を味わうように愉しんで~とプレトークで形容したその音は華やかでドラマティックで美味礼賛そのもの(笑)

大野さんの音作りは実に精緻で『何故その音なのか』という音の必然性にトコトンこだわる。例えば3幕のアリア、『春風よ、なぜに我を目覚めさせるのか』はウエルテルの恋の告白のアリア(オペラ中最も美しい代名詞的看板曲)で、曲の終わりが4度もいきなり高くなるのは『叶わない夢』を表現しているからこそ。すでにウェルテルは運命を悟っているのだという。
もうそれだけで只の求愛歌ではすまされなくなる。

以下音楽ライターの林田直樹さんのLINDEN日記から・・・

『さて、久しぶりに私は、オペラを振る大野さんを観ました。そこで彼の何が良いのかを改めて実感しました。音楽を立派に演奏する、オケを鳴らし、歌手を歌わせるというだけなら、他の指揮者にもできる。それだけではない。
なぜこの音はこうでなくてはいけないのか、その意味をドラマの観点から完全に把握し、その音のありようを心から愛しているからこそ、確信を持った強靭な意志力のある棒になるんだと思う。楽譜どおり音を出すとかいう次元じゃないですね、大野さんのタクトは。』


>その音のありようを心から愛しているからこそ、

この言葉に尽きるように思うのです。
その音のありようを楽団の全ての人に理解してもらっているからこそ、身を乗り出して聴きたくなるような音に満ちた演奏会になり得るのだと思う。
久しぶりに経験した『豊穣な音の洪水』・・・・・♪♪♪
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# by lime2005 | 2009-11-04 10:08 | 音楽

ミルフィーユVSプッチンプリン・・・

結婚生活も長くなると夫婦で人生の難題シーンを何度か通り過ぎてきた。
その度に思い知らされるのはその時のお互いの発想の違いである。もう少し具体的に言うと、夫はミルフィーユ型。私はプッチンプリン型である。。。。。多分????ですよね(笑)

つまり夫はその時の個々の具体的データの積み上げによってアプローチする現状分析型とでも言ったらいいのか。美味しいパイ生地を積み重ねながらお菓子の完成を見るミルフィーユ型。冷静、着実かつ面白みに欠ける(←此処が一番言いたい)。
一方私はまず理想像を思い描いてそこから(無理やり)逆算しようとする理想設定型。よって予めプリンの理想形を思い描きながら底にカラメルソースを仕込むプッチンプリン型。(←この考え方の提唱者はあの、団子三兄弟の生みの親、佐藤雅彦氏です♪詳しくはその著書『プチ哲学』をお読み下さい。笑えます!!)

一番最近の例で言うと、お互い仕事をリタイアーしたら今のマンションを転売して戸建てを考えよう・・・という発想までは一致したものの、その後の行動がミルフィーユとプッチンプリンでは大きく違った。

それは住宅展示場で営業マンに投げかけた質問で決定的になる。
『A社の建築&購買システムは?』とか、『メーカーと工務店との関係は?』とか面白くない質問を矢継ぎ早にする夫に営業マンはタジタジ・・。
『そんなの理想のデザインや間取りが見つかってからでも遅く無いんじゃない??!!』と呟く私。
『信用出来る建築会社を選択してからじゃないと何も始まらない・・・』と夫。
『正論だけれど一番大切なのは《夢》の戸建てと言う形であって建築会社じゃないんじゃない?』と引き下がらない私。

こんな事はちいさな買い物一つでも例外では無く、カタログを取り寄せて製品の良所も悪所もトコトン知り尽くしてから購買を決める夫と(そんな事をしているうちに飽きそう・笑)、勘とフィーリングの方が最重要な私。

お互い補い合っていると言えば聞こえは良いがミルフィーユとプッチンプリンの距離は今後も絶対に縮まりそうにない。

   ほら、あのゲーテも言ってるのよ!!!
    『人間の生は一つの夢にすぎぬ・・』ってね・・・(笑)

そんなあなたはミルフィーユ派?それともプッチンプリン??
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# by lime2005 | 2009-11-03 07:46

強力アシスタント・・・

またまたご無沙汰しております。
PCの買い換えで暫くアナログ生活を余儀なくされておりました。
うふ、windows7なかなか快適です。016.gif

製パン修行も折り返しを過ぎて少し【小麦粉】という素材がわかりかけて面白くなってきました。
と同時に今年に入って3回目の手首の腱鞘炎でやむなくアシスタントを導入する事にしました。
それがこの娘。名前をレディースニーダー。何故女性名詞?は深く追求せず(笑)
     ↓↓
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もの静かでタフな働き者は1キロの粉水も楽々捏ね上げてくれるので大助かりです。
早速パン・ドゥ・ミを焼いてみました。
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見事な窯延びでしょう~!!一度に2本焼けるのもCO2排出削減に貢献&時短効果です。
肝心のお味ですが、最強力粉のビリオンにフランス産小麦スワッソンを混ぜて焼いたので外はバリッ!中身はモッチリで暫くハマリそうです。
アシスタントが活躍するにはパン・ドゥ・ミでは成型が楽すぎるので、どんどん難しい調理パンに挑戦したいと思います066.gif
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# by lime2005 | 2009-10-30 02:04 | お料理

拍子木切りと太極旗・・・

またまた何のタイトル??とお思いの方。直ぐに繋がりますので暫しご辛抱を(笑)

お教室でいろいろな切り方(包丁使い)を覚えていただく中にタイトルの『拍子木切り』がある。
厚みを持たせた角柱形で和え物や漬物など、歯ごたえを残したい野菜の切り方である。
少し前までは『火の用心~カチン・カチンの拍子木(ひょうしぎ)の形ですよ!!』と説明して充分納得していただけたのに、此処4~5年は20代の若者達が『???????』なのである。

近年時代劇ドラマも減って拍子木を見たことが無い人が増えているようで、どう説明したらいいものかと苦慮。何とか解りやすい言葉で伝えられないかと調べる内に同じ切り方を『算木切り』と呼んだ時代のある事を知る。
算木とは易に使う細長い棒の事で、よく見るとこれは立派な角柱形なのである。
でも算木なんて更に知らない人が多いだろうし、日本にソロバンが導入される前の計算棒・・と言っても時代錯誤でピンとこないしね(笑)

e0038778_22101912.gifその算木ですが更に調べる内に韓国の国旗『太極旗』のデザインとして使われているのを知る。
中央の日の丸様を囲む12本の棒がそう。と言ってもこれは数字ではなくて、、陰と陽を示す三個の算木を組み合わせてできる八種類の形(これを八卦(はっけ、はっか)と言って、古代中国から伝わる易における8つの基本図像)乾(けん) 、兌(だ) 、離(り) 、震(しん) 、巽(そん) 、坎(かん) 、艮(ごん) 、坤(こん)の中から4つ、乾、坤、坎、離の意の図形が配置されているのだそうだ。

ちなみに乾(けん) と 坤(こん) は  天(乾)と地(坤)の如く、永遠性のある無窮の精神 を顕して、
      離(り)と 坎(かん) は    日(離)と月(坎)の如く、光あふれる光明の精神なんだとか。
以前からこの形が不揃いな訳は何か意味があるに違いないと思っていただけに氷解である。

ついでに何故国旗を『太極旗』と呼ぶか?については中央の円に陰陽説の陰(青色)と陽(赤色)が描かれてお互いに消長し合いながら調和する事で自然界の秩序が保たれ、政治、社会道徳におけるまで人の営みの全てを含むバランスを表している事。
これこそが中国固有の宇宙観そのものの『太極』なんだそうです!!!!
国旗に思想や歴史までもが染め抜かれているなんて驚きだし、『語らずとも察せよ』的シンボリックな日章旗との違いを見せ付けられて凄く面白い。ほら、韓国恋愛ドラマを見てもちゃんと言葉で口説き倒しているものね(笑)

拍子木切りから脱線してしまったけれどまだまだ近くて遠い国、韓国。
超氷河期の就職戦線を乗り切って内定が取れたら娘とぶらり訪ね歩いてみようかな。
その際は真っ先にコンビニで日本の花札の韓国版、『花闘』を買い求めなきゃ(笑)
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# by lime2005 | 2009-10-13 12:26 | 日記

朝フルーツ・・・

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毎日くだものは欠かさない。
今ある冷蔵庫のフルーツを集めて撮影してみた。
林檎は『秋映(あきばえ)』という品種で千秋とつがるの交配種。早生種で秋口のほんの短い季節だけ出回る甘みと酸味がしっかりしたシャキッとした歯ざわりが特徴。この他にもきおう(岩手)やシナノスイートなど10月に出る林檎は香りが良くて美味しい。ぶどうも今が盛り。巨峰にマスカットにピオーネ。酸味が少なくて果肉がしっかりしているピオーネが我家では絶大なる人気。

e0038778_13035.jpgベリー系の果物も今はラズベリーが美味。そのままではもちろん、コンポートにしてヨーグルトやアイスクリームソースにする。時間があったのでデニッシュ生地と一緒に焼いてみた。
梨はそろそろなごりの季節で、青きりみかんは酸味キリリの期間限定物(笑)
キウィは輸入物なのでほぼ一年中手に入るが、国産のものも年々美味しくなっている気がする。

これらのフルーツを朝食に1~2種類取り合わせていただきます。朝フルーツですね(笑)
以前は夕食後や寝る前に食べる事が多かったのですが、つい食べ過ぎて身体を冷やしてしまう気がして、果物屋さんに『朝の果物は金』の話しを伺ってからは朝食後にシフトしました。

これを栄養的効能で言うと睡眠中に失われるグリコーゲンやブドウ糖を果物の加糖が素早く補ってくれて、エネルギーや脳の活性化に最適なんだとか。つまり立ち上がりがシャープに(笑)食べすぎも身体の冷えもこれで解決。

日本の果物の生産量は年々減り続けていて、品種改良の進んだ美味しいものを少し・・という時代に突入なんだとか。例えば1995年に124万トンの収穫あったみかんは昨年は84万トンまで落ち込んでいるそう。スイカ・いちご・りんご・・と軒並み減っていて、僅かに増えているのは洋ナシとさくらんぼぐらい。デザートとして考えるとデパ地下に溢れるスイーツに押されているようですね。皮を剥いて食べるのも面倒・・・という声も。

皆様は『毎日くだもの200g!』運動をご存知ですか?日本の果物農家と果物屋を農水省が後押しして始まった運動で、果物の良さを見直してたくさん食べてもらおう・・と言うのが主旨。果物の効能もよくまとめられています。
一日果物200gというと・・・
  みかんなら2個
  林檎・なし・かき・ももなら1個
  キウイは2個・・
と意外に多くて、これを夜に一度に食べようとしたらかなり夕食の量を控えないとキツイけれど、朝・夕に分けると結構クリア出来ますよ。

お陰さまで息子の新インフルエンザも3日目に無事熱が下がって回復期にあります。早速くだものたっぷりで疲労回復・栄養補給です!!!

 
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# by lime2005 | 2009-10-07 01:05 | お菓子

とうとう新型インフルエンザ・・・

春から何かと話題のインフルエンザですが、爆発的感染の余波がとうとう我家にも及びました。
高一の息子が高熱でダウン、昨夜救急担当医にA型(H1N1亜型)と診断されてタミフルを飲んで療養中です。

症状は高熱(38・8度)と軽い咳、咽の痛み、吐き気、筋肉痛・・・と季節性のインフルエンザと同じ症状ですが、驚くべきはその感染力です。
先週クラスに5人の感染者が出たと言う事で5日間の学級閉鎖があり、明けて翌日が登校日でした。どうもその日に感染したらしく、5日目の今日からは学校閉鎖となってしまいました。
子育て学齢期13年間の間にもこんな事は例が無く、春先から初夏にかけてのインフルエンザ報道の異常さとパンデミックという言葉を此処に来てようやく理解するに到りました。

詳しい具体的な情報として厚生労働省・新型インフルエンザ関連対策情報がhp上で公開されているので、予備知識としても有効です。

また国立感染所研究所の感染情報センターのhp上でも国内の感染状況と疫学関連の最新ニュースが読めます。

まあ本人は苦しいでしょうけれど合併症に注意して後は快癒を待つのみです。毎週徹マンをする体力があるので熱さえ引けば大丈夫でしょうし、発熱もウイルスとの攻防に必要なプロセスと受け止めて無理に引き下げずに様子を見ています。

此処までは今までのインフルエンザと何ら変わる事は無いのですが、新型の場合は濃密接触者の家族も影響を受ける事になり、夫は発症から5日間、私は1週間の出勤停止となりました。その間に万が一家族に感染者が増えたら自動的に出勤停止が延長です。これが何とも痛い。

夫曰く、『出勤している方が感染率低いんだけれどなあ~』・・・確かに(笑)
息子は部屋に完全隔離で曰く『病人なのに扱いがぞんざい』・・・当然至極の運命でしょ(笑)

しかし、こんな事があちこちで起こると社会生活停滞で何だか予想がつかない不安を感じます。
ウイルス&細菌攻防戦のほんの序章に過ぎないとしたらね・・・・

と言う事で今日から秋休み宣言です029.gif
外出も控えなければならないし、何をして過して良いやら!!!!!!ですが、
昨年に引き続き008.gif神様に頂いた休養日だと思ってのんびり過します。
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# by lime2005 | 2009-10-05 10:13 | 日記

称名寺、秋景色・・・

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 先週、金沢文庫にある称名寺を母と散歩。
寺は鎌倉時代に北条実時が開いたのがはじまりといわれる古寺で、境内には浄土庭園を復元してつくられた美しい阿字ヶ池と金沢八景の名勝の一つ『称名晩鐘』の鐘楼がある。
曼珠沙華が咲き誇る境内を歩くのに言葉は要らない・・・。
 
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# by lime2005 | 2009-10-02 07:00 | 日記

ふわとろオムレツ講座・・・

e0038778_1102868.jpg料理研究家の松田美智子さんにオムレツを習ってきた。
卵料理はだし巻き卵から卵豆腐に茶碗蒸し・・・と和のものなら一応マスターしたつもりなんだけれど、洋のオムレツがどうにも上手く焼けないのが悩みのタネだった。
思えば子供の頃からの卵嫌いで(特に香りがダメ)オムレツはしっかり火を入れないと食べられなかったのだが、20歳頃の映画『ロッキー』でS・スタローンが冷蔵庫から取り出した卵を5個立て続けに割って飲み干し、凍てつく冬のフィラデルフィアの街にトレーニングに繰り出したシーンを見て、憑き物が取れたように卵が食べられるようになったのである。映画の脚本も書いてくれたスタローンにひたすら感謝!!!(笑)


卵料理は火加減と時間の管理が必要だからどちらかと言うと製菓に近いかもしれない。
松田さんのテクニックはご自身で開発した独特の鉄鍋で披露されたのだが、
『中火の強で30秒勝負』を思い描いていたのに肩すかしを食らう。

e0038778_149054.jpg火元がIHというせいもあるけれど、中火の弱~弱火でじっくりじっくり火を入れて、時々菜箸で空気穴を空ける様に生地をいじって揺する事5分。全体が半熟になったところで折りたたんで皿に出す・・・とまるでフッ素樹脂加工のフライパンの扱いなのに驚く。


もしや鉄鍋のフライパンに何か特殊加工が??・・・と思いきやただの鉄100%だとか。
『慣れない内はじっくり火を入れて作った方が上手くいきますよ』との事。
おまけに蓋も優れもの。ピッタリ蓋が出来るのに中が曇らず(ガラスが大きくて)よく見える。
フライパンも厚手で底の面積が広く、フラットな立ち上がりも熱伝導を良くしているらしい・・。

e0038778_25279.jpg中身をギッシリ入れたスペインオムレツもこの通り・・。
オムレツの語源は『Quel homme leste!』フランス語で(なんとすばやい男!)なんですって。
王様が諸国訪問に立ち寄った田舎でお腹が空いて、『何でもいいから早く作れ』と男に命じた後直ぐに出て来たのがこの料理だったからそのまま料理名になったとか!?
ちなみにスペインではふわとろオムレツは縁起が悪い・・と嫌われていてしっかり焼く、私好みです(笑)



e0038778_264636.jpg松田さんのテクニックは参考になったうえ、所作の綺麗な人だなとの印象を持つ。特に菜箸を持つ手。
後の実習の時間に『日本人なら菜箸はちゃんと持って欲しいな!!』と力を込めて指導なさっていたのも印象的でした。
講習後、我家のオムレツは劇的にふんわり度が増しました(笑)
そして何よりの収穫はオムレツそのものよりも松田さんの自信に満ち溢れた毅然とした講習姿勢なのでした。
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# by lime2005 | 2009-09-16 20:27 | お料理

毎週早起き・・・

早起きは大の苦手。
でもこんな野菜達が手に入るなら・・と続けている内に毎週土曜日にはキッカリ5時45分に目が覚めるようになったいわく付き。
どれももぎたて016.gif新鮮ピカピカ野菜。
家族4人分の野菜、約一週間分〆て2000円065.gifは首都圏にあっては破格。基本どれも100円なのは売り主が暗算し易いから?(笑)

e0038778_0585844.jpg



















場所は我家から車で10分の柴シーサイドファーム。金沢文庫から東京湾に広がる小高い丘の農園で土日の早朝限定で開かれる野菜市。無農薬や有機では無いけれど、市場に出るような規格品とも違う。農家の人がこっそり自分用に取っておいたヤツのお裾分けと言った野菜達。基本路地ものなので、季節がたっぷり味わえるのも嬉しい。
この日は青みかんが手に入った他、米ナス2個にもぎたてトマトが山盛り。牛蒡は掘りたてで切り口が真っ白。青みかんはスライスして和え物や果汁はお酢代わりに使う。しかも楽しみなのは毎週少しずつ大きくなる事。この写真の時はすだちぐらいの大きさ。もう今週はかぼす?ぐらいには成長しているかも・・。

新鮮野菜の安定確保はこれまで最大の課題でしたがこれなら摂取目標一日350g軽くクリア!!!
問題は一つ。今後真冬の早起きに耐えられるか002.gif054.gif・・・・
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# by lime2005 | 2009-09-02 00:59 | お料理

あえて、ちいさな『魔笛』2009・・・

e0038778_03878.jpg今年もちいさな魔笛を観に両国シアターXに行って参りました。
(8月23日Aプロ 16時半開演)
パンフレットを拝見して今年は7公演もある事に驚きました。
当然キャストも多く、更なるパワーアップを期待ですね(笑)
昨年はエッダさんの演出でしたが今年は音楽監督の天沼裕子さんが音楽監督・台本・演出他一手に引き受けていらして構成にも工夫が一杯の舞台でした。

このシリーズを拝見するのは3回目ですが、出演者やスタッフの『良質なオペラ』を届けたいという熱意&熱気が伝わってくる舞台は今回も変わりありませんでした。
それに加えて、台詞回しがコミカルでアップテンポなユーモア(一部に二谷幸喜的喜劇説も)が客席との距離を縮め、桟敷席の子供達はもとより、大人も思わずクスリの場面多数。


終演後に天沼さん御自身から『台詞はアドリブの事もある』事を伺って驚きました。たぶんそんな勇気ある演者は3人の官女(ノリノリでした・笑)のどなたか?か、ザラストロとパパゲーノの2役を渾身の歌と演技で支えた大井哲也さんかしら?と思いました(笑)

でも一つ気になった事は、全体に説明過多のような気がしました。ストーリーが複雑なので判るのですが最初のドラマトゥルクや台詞の状況説明をもっとシンプルにした方が音楽も劇も停滞しない感じがします。

期待♪♪♪の音楽は前半はゆったり1本調子なのが気になりましたが、『夜の女王様のアリア』以降はテンポが揺れて活き活きとドラマティックな進行に。とにかく珠玉の旋律が宝石箱にギッシリ隙間無く・・というのが『魔笛』♪♪の音楽。ミニマムにエッセンスが凝縮された編曲手腕の見事さは言うまでも無く。本当はフルオーケストラなんだと忘れてしまう程でした。

予告の時にこのオペラは良く判らないと書きましたが、それは今でも変わりなく不可解(筋書きにおいて登場人物の行動に整合性が無いところが多い)なのですが、『どんな人(物)も善悪・白黒・表裏では図れない多面体的存在』と言う事をこんなおとぎ話にサラっと盛り込んで楽しませてくれるモーツアルトって、やはり只者では無い感じ。子供にはこういう『本物』を感じさせてあげたい、と心から思うのです。

出演者はたったの7人+小さいタミーノ役の桐谷君と子ども達&アンサンブルXの舞台でしたが、ちいさな『魔笛』の大きな魅力に魅せられた1時間10分でした。

天沼さん、演奏者&スタッフの皆様お疲れ様でした。

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# by lime2005 | 2009-08-24 20:16 | 音楽

遠花火、今年は・・・


e0038778_2310381.jpg名残惜しき夏休み最後の週末は地元の花火大会。
横浜八景島から海の公園を囲む入り江で海上から打ち上げられる夏の華3000発。
豪快な音、水面に映るもう一つの花の煌き。
海からの風も心地よく涼やかで夏のけだるさを吹き飛ばしてくれる爽快感に満ちたものでした。


この花火大会、昨年も一昨年もスケジュールの都合で間に合わなかったり、疲れて参加を取りやめたりで、ベランダからの『遠花火』を楽しんでいました。
負け惜しみじゃなくこれはこれで味わい深いものです。
花が見えて僅かな時差で間抜けた音がついてくる・・(笑)
この『間』に参加出来なかった切なさが映りこむ。それが『遠花火』のような気がするからです。




e0038778_12104514.jpgところで、花火大会も最近は浴衣姿が定番化。その色やデザインも打ち上げられる花火に呼応するかのように華やかで多彩なものになっています。
もともとは『湯帷子(ゆかたびら)』が語源の湯上りに着る部屋着だった事を思うと現在は格上げされて帯や小物に凝ると立派な外出着ですものね。

今年は一念発起、娘に浴衣を縫っています。
縫ったり、ほどいたり、縫ったり、ほどいたりで・・・・
縫い上がるのはいったいいつだ!!!!!!
<夏が終わる
008.gif 

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# by lime2005 | 2009-08-22 23:02 | 日記

やっと♪ブラームス完聴・・・

ブラームス:コンプリート・エディション(CD46枚組)がグラモフォンレーベルから発売されたのが今年の4月。
取りあえず買っておいて聴き始めたのが先々月末。約3ヶ月かかってようやく聴き終わりました。

e0038778_3132749.jpgこれは兼ねてよりの願い、『一番好きな作曲家ブラームスの全作品を聴いてみたい』がほぼ叶った事にもなります。作品番号(op)のついた主要曲は全網羅の有り難い企画だからです。

まず聴きはじめるにあたってどう聴いていくかを考えましたが、ブラームスが作曲した順番、つまり作品番号の若い順に聴く事でした。
CD全集は音楽のジャンル別に、交響曲⇒器楽曲⇒声楽曲の順にナンバーリングされていたので、それを下の順に並び替える作業ののち、聴いて聴きまくりました。
これはブラームスの人生を辿る旅そのものに思え、その感想をソナタ形式になぞらえて4つの楽章をもった交響曲に展開させてみました(笑)以前<音楽の友>の編集企画にあったものが頭にあったからです。


第1楽章(提示部)
ピアノ・ソナタ第1番を作曲した時ブラームスは20歳。その3年後には恩師シューマンが世を去ります。
ピアニストとしてのブラームスが色濃く反映された、青年ブラームスのほとばしる情熱がみずみずしく歌われる第1楽章の第一主題は『弦楽六重奏曲第1番』第2楽章のクララへの叶わない恋への追慕としましょうか~。

・ピアノ・ソナタ第1番ハ長調Op.1
・ピアノ・ソナタ第2番嬰へ短調Op.2
・6つの歌Op.3
・スケルツォ変ホ短調Op.4
・ピアノ・ソナタ第3番へ短調Op.5
・6つの歌Op.6
・6つの歌Op.7
・ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8
・シューマンの主題による16の変奏曲嬰へ短調Op.9
・バラード集Op.10
・セレナード第1番ニ長調Op.11
・アヴェ・マリアOp.12
・2つのモテットOp.13
・8つの歌曲とロマンスOp.14
・ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15
・セレナード第2番イ長調Op.16
・4つの歌曲Op.17
・弦楽六重奏曲第1番変ロ長調Op.18
・5つの歌Op.19
・3つのデュエットOp.20
・2つの変奏曲Op.21
・混声四部合唱のための『マリアの歌』Op.22
・シューマンの主題による変奏曲Op.23
・ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24
・ピアノ四重奏曲第1番ト短調Op.25
・ピアノ四重奏曲第2番イ長調Op.26
・13の詩篇Op.27
・4つのデュエットOp.28
・2つのモテットOp.29
・3つの四重唱Op.31
・ブラーデンとダウマーによる歌Op.32
・歌曲集『マゲローネのロマンス』Op.33


第2楽章(展開部)
ブラームス30代の作品群。名作ドイツ・レクイエム他、室内楽と歌曲が充実。美しい旋律美に加えて馥郁とした音の重なり。ブラームスは思いの他歌曲を沢山作曲しています。初めて聴く歌曲も多く、愛らしい子守唄からロマンスまで気品を漂わせた名曲揃い。今回のCD全集の購入動機にこの歌曲の充実章が外せません。
・ピアノ五重奏曲へ短調Op.34
・2台のためのピアノ・ソナタ ヘ短調Op.34
・パガニーニの主題による変奏曲Op.35
・弦楽六重奏曲第2番ト長調Op.36
・3つのコラールOp.37
・チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38
・ワルツ集Op.39
・ホルン三重奏曲変ホ長調Op.40
・5つの歌曲Op.41
・3つの歌曲Op.42
・4つの歌曲Op.43
・12の歌曲とロマンスOp.44
・ドイツ・レクイエムOp.45
・4つの歌曲Op.46
・5つの歌曲Op.47
・7つの歌曲Op.48
・5つの歌曲Op.49
・カンタータ『リナルド』Op.50
・弦楽四重奏曲第1番ハ短調Op.51-1
・弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.51-2
・愛の歌、ワルツOp.52
・アルト・ラプソディOp.53
・運命の歌Op.54
・勝利の歌Op.55
・ハイドンの主題による変奏曲Op.56a
・ハイドンの主題による変奏曲Op.56b
・8つの歌曲Op.57
・8つの歌曲Op.58
・8つの歌曲Op.59
・ピアノ四重奏曲第3番ハ短調Op.60
・4つのデュエットOp.61
・7つの歌曲Op.62
・9つの歌曲Op.63
・3つの四重唱Op.64
・新・愛の歌、ワルツOp.65
・5つの歌曲Op.66
・弦楽四重奏曲第3番変ロ長調Op.67

第3楽章(再現部)
ブラームスがずっと温めつつ作品として結実しなかった交響曲がやっと誕生する時期。その構想から完成まで20年もの歳月が流れた事に驚く。音楽家、作曲家としての不動の地位を獲得したブラームスの自信に満ち溢れた音が聴こえる楽章。若いブラームスが演奏旅行でアイデアを貯めたハンガリアン舞曲集が作曲されたのもこの時期で、脂の乗り切った充実期。
交響曲第1番ハ短調Op.68
9つの歌曲Op.69
・4つの歌曲Op.70
・5つの歌Op.71
・5つの歌Op.72
・交響曲第2番二長調Op.73
・混声合唱、管楽とティンパニのための『埋葬の歌』Op.74
・4つのバラードとロマンスOp.75
・8つのピアノ小品Op.76
・ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
・ヴァイオリン・ソナタ第1番Op.78
・2つのラプソディOp.79
・大学祝典序曲Op.80
・悲劇的序曲Op.81
・ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83
・5つのロマンスと歌Op.84
・6つの歌曲Op.85
・6つの歌曲Op.86
・運命の女神の歌Op.89
・ピアノ三重奏曲第2番ハ長調Op.87
・弦楽五重奏曲第1番へ長調Op.88
・交響曲第3番へ長調Op.90
・アルトのための2つの歌Op.91
・4つの四重唱Op.92
・6つの歌曲とロマンスOp.93a
・食卓の歌Op.93b
・5つの歌曲Op.94
・7つの歌曲Op.95
・4つの歌曲Op.96
・6つの歌曲Op.97


第4楽章(終結部)
晩年のブラームスの曲には憂愁の美が《淡々》と刻まれる。私にとってのブラームスの遺書、『クラリネット五重奏曲』のクラリネットと弦楽器の甘美な語らいには『こんな人生も悪くなかった』というブラームスの諦念が聴こえてくる最終楽章。
・交響曲第4番ホ短調Op.98
・チェロ・ソナタ第2番へ長調Op.99
・ヴァイオリン・ソナタ第2番Op.100
・ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.101
・ヴァイオリンとチェロのための協奏曲イ短調Op.102
・ジプシーの歌Op.103
・5つの歌曲Op.104
・5つの歌曲Op.105
・5つの歌曲Op.107
・ヴァイオリン・ソナタ第3番Op.108
・混声8部合唱曲『祭典と記念の格言』Op.109
・3つのモテットOp.110
・弦楽五重奏曲第2番ト長調Op.111
・6つの四重唱Op.112
・クラリネット三重奏曲イ短調Op.114
・クラリネット五重奏曲ロ短調Op.115
・幻想曲集Op.116
・3つの間奏曲Op.117
・6つのピアノ小品Op.118
・4つのピアノ小品Op.119
・クラリネット・ソナタOp.120(全2曲)
・4つの厳粛な歌Op.121
・11のコラール前奏曲Op.122
・ハンガリー舞曲集(全21曲:管弦楽版)
・ハンガリー舞曲集(全21曲:ピアノ連弾版)


(以下、作品番号が不明あるいは無いもの)
・F.A.E.ソナタ
・前奏曲とフーガ第1番イ短調
・前奏曲とフーガ第2番ト短調
・雨の歌
・5つの歌曲(オフィーリアの歌)
・ドイツ民謡集(全49曲):第1~29番
・ドイツ民謡集(全49曲):第30~49番
・子供のためのドイツ民謡集(全14曲)
・子供のためのドイツ民謡集(全14曲)
・14のドイツ民謡集
・12のドイツ民謡集


演奏はグラモフォンレーベルだけにお手本然としすぎて折り目正しい感じ。交響曲4曲は最晩年のカラヤンのもので何度か録音している過去のものより好きになった演奏でした。
ブラームス好きでお暇と根性のある方にはぜひお奨めの限定規格です。
さて、次はどんな聴き方をしようかな~016.gif

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# by lime2005 | 2009-08-17 02:00

大野和士のオペラ・レクチャーコンサート・・・

e0038778_2052459.jpg『世界のマエストロが自らピアノを弾き、歌手たちの熱唱とオペラの醍醐味を紹介する神奈川県立音楽堂の人気企画!』と言う事で
今回のテーマはズバリ 『嫉妬』

オペラと嫉妬感情は切っても切り離せない関係ゆえサブジェクトは掃いて捨てる程ある中、大野さんが取り上げたのは

チレア作曲 『アドリアーナ・ルクヴェルール』
レオンカヴァッロ作曲 『道化師』
ヴェルディ作曲 『アイーダ』&『オテロ』
マスネ作曲『ウェルテル』 
の5曲、5幕のワンシーン。

全曲ドロドロの感情が渦巻いて悲劇の序章となる凄いシーンばかりなのだが、オペラはついつい歌手の歌や表情に囚われて、音楽そのものは純粋に楽しめない所がある。(私だけかもしれませんが・・)
それに前奏曲や間奏曲、耳慣れたアリア以外は只々流れていってしまうので、改めて聴いてみると作曲家の仕組んだ巧妙な音を再確認。大野さんのレクチャーの意図もそんな魅力的な『音』をつぶさを感じて欲しいというものだった。

とにかくオペラは長い。ドラマテイックなストーリーだと登場人物も多くて『あらすじ』を話すだけでも2~3分かかる。まずはテンポ良くそこを話す大野さん。そして問題のシーンを歌手陣にピアノ伴奏で歌ってもらう。その後場合によっては細かく曲を止めながらレクチャー&演技指導(笑)。聴き所を聴衆に確認させてもう一度通しで歌を披露~という手順で5曲。ポスターでも判る通り身振り手振りを交えて情熱的にしゃべりまくる事2時間30分。

このレクチャーを受けながらアリアの伴奏としか思えなかった『音楽』が意志を持った生き物のように思えて来た事は驚きだった。
少し例を挙げると・・・
※主人公が賛美絶唱のアリアを口ずさむ影で不穏な通奏低音が彼女の一抹の不安、心の声を音にする。
※曲中の転調は情景、状況の劇的な場面展開を意味する事が多いが、レオンカヴァッロはオペラ『道化師』でアリア曲中に用いて心理をより鮮やかに浮かび上がらせ、現実と仮面を交叉させる。
※歌い終わりを6度音を上げるアリアには手に届かない憧れが歌われている事。

などなど・・・オペラ『音楽』が物語の進行や登場人物の心理を深くえぐって彩るように効果的に使われている事を具体的に知る機会を得る。オペラ音楽としての共通項もあれば、作曲家独自の魔術もあった。

最後のヴェルディの『オテロ』 (御存知シェークスピアのオセロが原作)では男同士の猜疑&嫉妬心の2重唱に、『こんな男には気をつけろ!!』シリーズを展開。これであなたも絶対にオレオレ詐欺にはひっかからないはず!!と息巻いていた大野さん。

いえいえ、わかっちゃいるけどまた観てしまう、愛の泥沼歌唱劇。それがあなたの愛するオペラなんでしょうね♪~(笑)

そんな大野さんが手兵(リヨン国立歌劇場管弦楽団)を率いて凱旋するこの秋のオペラ『ウェエルテル』では、少し音楽の聴き方にレクチャー効果が現れる事を期待したい、と音楽堂を後にした。
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# by lime2005 | 2009-08-13 04:03 | 音楽

夏こそグリーン・カレー・・・

夏休みになったとたんに台風と地震がWで到来の日本列島。
近年の雨の降り方には恐怖さえ感じ、小さな台風も侮れない異常気象を思います。
気を取り直して、
盛夏になると必ず作るのがタイのグリーン・カレー&チャーゾーですが、ペーストから手作りするLime流をご紹介。

e0038778_2071719.jpg
青唐辛子がベースのグリーンカレー、赤唐辛子のレッドカレー、ターメリックのイエロー(これはインドカレーに近い)とタイのカレーはとてもカラフル。
いずれも生ハーブをたっぷり使って、ナンプラーやカピ(小エビを塩づけにして発酵させた調味料)で味付け。ココナッツミルクベースの甘くて辛いのがタイ風味。・・ってタイに行った事は無いんだけれどね008.gif

e0038778_0523265.jpgまずはカレーペーストを作る。
材料をミキサーにかけてペースト状にするだけだから簡単。
プリッキーヌは「ネズミの糞のような」という意味の、長さが2~3cmの小さな唐辛子ですがこれが無くてはパンチ不足。エスニック食材コーナーで手に入ります。
分量は写真ぐらいで、スパイスとしてコリアンダー、クミン(それぞれパウダー)、カピを小さじ1づつとにんにく一かけを材料がペースト状になるまでにミキシング。もしミキサーが回りにくかったら水を足します。


e0038778_2231848.jpgミキサーにかけながら覗き込んではむせてしまう強烈なタイの青汁。ココナツミルクを加えるだけでまろやかなコクが出るのが摩訶不思議です。

東南アジアはスパイスの原産地にもかかわらず料理にはあまり多用しないのですよね。どちらかと言うとグリーンカレーに代表される生のハーブを使った料理が多く、スパイスなくては料理が成り立たないインド料理と比較すると面白い食文化。レモングラスも本来は葉ではなくて根を使うそうで、生のハーブには暑さ負け予防や蚊などの除虫に効果があるそうです。う~ん、グリーン・カレーで全身除虫菊?!!(笑)



e0038778_2355364.jpgさあ、こうしてむせながら作ったペーストはまとめ作りで冷凍しておけば2ヶ月は美味しくいただけます。
作りたい時に解凍してココナッツミルクを加えて、とりの胸肉のスライスやたけのこ&赤ピーマンをアクセントに鶏に火が通るまで5~7分煮るだけ。少量の砂糖とナンプラーで塩味を調節、バジルを添えれば出来上がり。

此処まで材料を買い集める苦労や青臭さに我慢の甲斐あって、市販のペーストとは比べ物にならない美味しさを保障します。



e0038778_2482681.jpg

ベトナムの屋台料理、チャーゾー(揚げ春巻き)。一昔はこれが上手に作れないと嫁に行けない、日本の肉じゃが的料理だったとか。中身は家庭の数だけ・・・という豊富なバリエーションで、米粉で作ったライスペーパーに包んで油で揚げる料理で、小麦粉が材料の中華春巻きに比べるとモッチリした食感が特徴。

上手に揚げるコツは少ない油で揚げ煮するように中温でゆっくり揚げる事。中華春巻きのようにすぐには色がつかないので、ほんの少し色がついてカリっとしたら揚げあがり。
たっぷりの野菜で巻いて、ヌクチャムというベトナムのポン酢(ニョクマム×ライム汁)をつけていただきます。
東南アジアの甘酢っぱ辛い・・・元気の出る美味しさです。
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# by lime2005 | 2009-08-08 20:07 | お料理

この人いちおし・・・

納得いく演奏をライブで残したい・・・

e0038778_21175554.jpgそう語るのはここ一年、その奏でる音色にぞっこんのヴァイオリニスト石田泰尚氏。
『ぶらあぼ』8月号146Pの『新譜この人いちおし』の記事から。

紹介されたCDは今年1月にみなとみらいホールで弾いたブラームスのヴァイオリン・ソナタ全集
『BRAAAHMUS!』と題されたアルバムはその時のライブ録音。
以下、珍しく多弁な(笑)石田氏のつぶやきを記事から・・。



『アルバムはライブ録音にしたいと決めていました。演奏にキズがあったり、ノイズが入ってしたとしても、ライブならではの勢いのようなものを入れたい』

『リサイタルの時はアルバムにするかどうかは決めていませんでした。ただどんな本番でも自分で納得のできるところまで弾き込んでから臨むので、録音するかしないかは問題ではありませんでした。自分は練習を少しずつ積み上げていくタイプなんです。本番前には仕上げておきたい』

『神奈川フィルの音楽監督を務めてくださったシュナイトさんの影響は大きいです。彼が指揮してくれた作品の中にはもちろんブラームスもあったので、その演奏のあり方から多くを学びました。重厚な中に繊細さがあるんです。フォルテがただ大きな音を鳴らすというのではなくて、そこにもさまざまな表情がある。シュナイトさんに出会えたことは、本当に大きな経験でした』

『このごろ僕はノン・ヴィヴラートを多用しているんです。ヴィヴラートをかければ豊でマッチョな音色や表現になるのですが、敢えてそれを抑えることでもっと深い演奏をしたいと思っています』


甘く濃厚なブラームスを期待したらあまりに飄々とした演奏に肩透かしをくらうライブCDである。

インタビューではピアニストの諸田さんにも触れていて、2番⇒3番⇒1番と演奏されたライブの、最後の雨の歌で、諸田さんの『知』と石田氏の『情』が意として溶け合ったように感じたのは気のせいじゃなかった事を確認!!!

はい、私からも『いちおし』です。
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# by lime2005 | 2009-07-29 20:32

あたりはずれ・・・

最近購入したキッチングッズから2点・・・

e0038778_2264112.jpgまずは大当たりは
シリコンスプーン
これはもう手放せない便利さで今までのイライラ一発解消(笑)
ジャムやマヨネーズの瓶の底の最後の一滴まで、なめるようにきれいに取れる。
今までは細いタイプのゴムベラやティースプーンで結構苦労しながら拭いとっていたが、これは小回りが利くので難なく取れる。



結果、ゴミが減る。水資源の汚染が減る。何より気持が良い!!!
価格は700円から1000円ぐらいで、いろんなデザインのものが出回っています。
うふふ、私のは先端のハートのデザインが愛らしいでしょう!!!

さて大外れはこれ。
e0038778_21093.jpg
←←ここを押すと・・・・

e0038778_2104266.jpgこの子が楊枝をさあどうぞと持ち上げてくれる・・・
名前は『にゃんかようじ?? 』だって・・・
これがネーミングとは裏腹に仕事をしないヤツで、2~3回事に休む怠け者(怒)
物を選ぶ時、使い勝手や耐久性、デザイン、価格・・とそれぞれにこだわり所があると思うのだけれど、手に馴染んで使っていると嬉しくなるような物との出会いの裏には沢山のにゃんこ楊枝のような犠牲あってこそかもしれないと自分を慰める日々・・(笑)
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# by lime2005 | 2009-07-19 01:52 | お料理

歌舞伎座さよなら公演・・・

e0038778_23554279.jpg梅雨明け真近だった先週末、惜しまれつつ取壊しが決まってさよなら公演が続く歌舞伎座にて。

私が観賞したのは夜の部の『夏祭浪花鑑』と『天守物語』。
コアな歌舞伎ファン御二人と共に歌舞伎座近くの長峰でランチ。野菜寿司に舌鼓を打ちながらおしゃべり、おしゃべり、おしゃべり・・・・。何時間しゃべったかしら(笑)
この日の会話の傾向はズバリ『下手な手打ちの十割蕎麦』042.gif
愉しい話題満載なのに何故かブツ切れ状態。たぶん久しぶりの再会でお互いの情報提供量が多すぎたせいだったと思うけれど、ご当人達いかが?(笑)

歌舞伎座の玄関正面には来年4月閉館までのカウントダウンがあと295日とあった。東銀座のシンボル的存在感のあるこの建物が生まれ変わるのは複雑な気持だが、狭い客席や通路は体格が変わった日本人や海外からの観光客には確かに使いにくい。面影は残しつつ長い幕間も快適に過せる機能的な劇場に生まれ変わって欲しい・・・


肝心の歌舞伎は玉三郎が座頭の若手豪華キャストの舞台2本で、派手なけんかの末路を祭の喧騒にのせて人情の機微を激写する『夏祭浪花鑑』と、今回2度目になる鏡花の『天守物語』。どちらも見応えタップリの大きな舞台だった。

『夏祭浪花鑑』は初めて観る浪花歌舞伎。江戸前の粋とは一味違った泥臭い人間模様が描かれて海老蔵が主人公団七を熱演していた。思い余って舅を手に掛けた後の井戸端で汚れた手足を洗い流す迫真の演技、重なるようにフェイドインしていく祭囃子のラストは見事だった。

一方『天守物語』は耽美派鏡花のあやかしの美に溢れた作品で、浪花の下町からいきなり天上界へと誘われる私達(笑)
玉三郎演じる冨姫様は以前見た時よりも肩の力が抜けてもうただただ美しかった。冒頭の亀姫様(勘太郎が好演)との恍惚の再会シーンに登場する絢爛豪華な小袖には一同ため息が洩れる。錦に花とはこの事(笑)
家長制度健在の時代に描かれたフェミニスト鏡花のメッセージの込められた作品でもある事を今回思った。
冨姫と図書之助との出会いと恋情はその総称で、大切なのは『こころ』であって、人が作った『制度』には及ばない事。それを人間と妖女で描いてみせる鏡花はやはり只者では無い(笑)
前回声がうわずって台詞が棒読みだった海老蔵の図書様もお姉さまとの年齢差をぐっと(!)縮める貫禄を見せたように思う、夏の夜の夢舞台でした。
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# by lime2005 | 2009-07-14 23:49 | 日記

ベーグル修行・・・

♪ロバ~の お~じさん チンカ~ラリン♪~の歌を口ずさめる人はすでに年代バレバレ!!!
移動販売パン屋のルーツ『ロバのパン屋』のテーマソングですが、私も復刻自動車バージョンを子守唄にしていた年代。一番人気の蒸しパンには『パンの素』という秘伝の原料があって、その配合は店主だけの秘密なんだそうで・・・そんな『パンの素』が咽から手が出るほど欲しいパン修行道中~。

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      45 50 80
   30 45 75(点)


ある日のベーグルを自己採点してみました。
左下なんて(30点の)酷いですね!!!穴がすっかり塞がっています008.gif
ゴマのつけ方もいい加減で気が入っていないのが一目で判ります。。
右上のクランベリーを生地に練りこんだのはなかなかの出来でしょう~。
でも一番に口に放り込む愛しいのは当然30点くん(またの名を証拠隠滅028.gif

ベーグルの美味しさは独特のもちもち感。発酵を控えめにして焼成直前に茹でる事で生地中のデンプンが糊化。これをオーブンで焼いて固化させることでこのもちもち感が作られる。糊化を固化させる訳ですね!判る人にしか解りませんって!!(笑)

バリエーションも美味しいけれど、プレーンをサンドイッチでいただくのが一番好き。
気をつけなきゃいけないのは、せっかく油脂を使わないヘルシーなベーグルなのにスプレッドやマヨネーズを使いすぎて台無しにする事。いや、それだから絶対に美味しい~~。
これは!!というおすすめ具財があったらぜひ教えて下さい。
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# by lime2005 | 2009-07-09 05:11

あえて『小さな魔笛2』・・・

e0038778_1141495.jpg今年も出会える『ちいさな魔笛』・・・。

昨年好評のうちに終わって再演が望まれていた天沼裕子さんの『小さな魔笛』が今年も上演される。昨年見逃してしまった人はぜひ今年は小さな魔笛体験をしてみませんか?

ところで、こんな日記を書きながら不謹慎だとは思うが、私にはこの『魔笛』というモーツアルト最晩年のオペラが今一つ判っていない。
ファンタジーに類する娯楽作品で当時の興行主(同時に役者でもあった)だったシカネーダーという人がフリーメイソンのメンバーだった事から、深読みするとファンタジーの枠を飛び越えてしまいそうな難解なオペラでもある。
ストーリーはところどころ辻褄の合わない所もあって、馬鹿馬鹿しささえ漂う、魔法神秘茶番劇とでも呼びたいぐらい。

王子が鳥人間パパゲーノの力を借りて囚われの王女を救出しながら神殿の前に愛の強さが試される、ドラゴンクエストさながらの冒険活劇(笑)?!!


数あるオペラの中でも絶大の人気を誇る『魔笛』・・・・
惹き付けられるものは何か?
それは『音楽の力』としか言い様が無い。

物語に相応しい重奏な前奏曲。
パパゲーノとパパゲーナのパ・パ・パのにぎやかな二重唱。
夜の女王の燃え立つような復讐のアリア。
そしてト短調のパミーナの哀しみ溢れるアリア・・・
(モーツアルトにとってト短調は特別な調性だと思う!!)

主人公の情感が存分に音楽に織り込まれて、究極は『哀しみを内包した可笑しさ』なんじゃないか?と思える。

魔笛は舞台を古代エジプトにおいているのですが、天沼オペラの舞台は何処に??も楽しみな演出である。
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# by lime2005 | 2009-07-08 01:14 | 音楽

豚肉のプラム煮・・・

夏風邪がようやく抜けて食欲が増してきた週末。
疲労回復には豚肉が一番と豚肉のプラム煮を作る。

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この料理はドイツ人のトーマス・シュック氏にご馳走&教えてもらう。
トーマス夫人は元、夫の仕事仲間という関係・・・
フランス、ドイツ、オーストリー地方ではポピュラーなお料理とか。

豚肉は甘酸っぱいフルーツと好相性。林檎や桃、オレンジなんかも合う。
作り方は簡単で、豚の肩ロース塊(400~500g)に塩をしたらフライパンで表面をこんがり焼き付ける。
これで煮た時旨みが逃げないばかりか、香ばしい香りがプラスされる。
あとは赤ワインビネガーときび糖と水を加えてコトコト煮ること30分。
半分煮たところで日本が世界に誇る醗酵調味料《醤油》を大さじ2ぐらい投入(トーマスにそれを教えたのは早苗夫人)何故かぐっと味に深みが増すのだ。
更に20分程火を入れたらいったん豚肉を取り出してプラムとざく切りキノコを投入。
ここからは弱火でプラムが煮崩れないように10分、煮汁を煮詰めながら仕上げて出来上がり。
野菜とポテトを添えて、煮汁を吸わせたプラムと肉を一緒に味わうのがポイント(・・と教えられ)

ちなみにレシピは?・・・・有りません。
『適当に入れてよ!!』と悪戯っぽく笑ったトーマスの顔が忘れられません。
よって作る度に微妙に味わいが変わる、豚のプラム煮です(笑)
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# by lime2005 | 2009-07-06 01:52